ブックマーク / www.newsweekjapan.jp (10)

  • 周庭(アグネス・チョウ)の無事を喜ぶ資格など私たちにあるのだろうか?

    <「香港の民主の女神」と呼ばれた周庭(アグネス・チョウ)さんの無事が確認され、現在はカナダに留学していることが分かった。安堵はするものの、かつての香港に手を差し伸べることができなかった私たちに、彼女の無事を喜ぶ資格などないのかもしれない> 香港の民主活動家をしていた周庭(アグネス・チョウ)さんが2年半ぶりにインスタグラムを更新し、自身の近況を報告した。現在はすでに香港を離れ、カナダに留学中だという。 周庭さんと言えば日メディアで「香港の民主の女神」とも称され、日人にとっては香港の民主化運動の象徴的存在だった。若い香港人女性が覚えたての日語を駆使しながら必死になって「香港の民主主義への支持」を訴える姿に、心打たれた人も少なくないだろう。 長らく消息不明となっていた彼女の無事が確認できて一安心......であるのは確かなのだが、近年の香港情勢を取材してきた私としては、現下の状況を素直に喜

    周庭(アグネス・チョウ)の無事を喜ぶ資格など私たちにあるのだろうか?
    urandom
    urandom 2023/12/04
    運動は住民の支持を失い急失速してしまった。その意味で、ユニオンジャックを掲げるような一部勢力を外国人が「応援」したことにむしろ責任はあると思うし、顛末に中共が関与してないと考えるのはナイーブだと思う。
  • 「ゼレンスキーは第3次大戦を始めようとした」 ──米保守派から非難相次ぐ

    Zelensky Accused of Trying to Start World War III Over Missile Strike <ポーランドにミサイルが落下した事故を早々に「ロシアNATOに対する挑戦」と決めつけ、反撃を促したことで、ウクライナの英雄は手痛いイメージダウンを被った> 11月15日にウクライナの隣国ポーランドの領内にミサイルが着弾し、2人が死亡した。今ではこれはロシアのミサイルを迎撃しようとしたウクライナのミサイルが誤って落下したものと見られているが、事故直後からこれをNATO加盟国に対するロシアの意図的な攻撃だと激しく非難したウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領は立場を失った。とくにアメリカの保守派の間では、「世界を新たな戦争に導こうとした」とゼレンスキーを非難する声が強まっている。 保守派コメンテーターのベニー・ジョンソンは「ウクライナは第3次世界

    「ゼレンスキーは第3次大戦を始めようとした」 ──米保守派から非難相次ぐ
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    urandom 2022/11/18
    保守派というかalt-rightや宗教右派や経済を最重視する孤立主義者だけど、保守派内で彼らを批判できなかったことも一因で、共和党は圧倒的な有利にもかかわらず伸び悩んだ。
  • 日露戦争に並ぶ屈辱...ロシア国営TV、へルソン撤退に「歴史的敗戦」引用し悲壮ムード

    Russian TV Compares Kherson Retreat to Worst Military Defeats in History <普段は威勢よくロシア政府のプロパガンダをまき散らす国営放送だが、へルソン撤退のニュースは重苦しく暗いムードで伝えられた> ウラジーミル・ソロビヨフは、ロシア政府のプロパガンダ拡散役を担っていることで知られる国営テレビの司会者だ。しかしこのたび、ロシア軍がウクライナ南部のヘルソンから撤退することが決まったと報じた際は、いつもとは打って変わって沈痛な面持ち。ロシア軍の「歴史的敗北」にまで言及する意気消沈ぶりだった。 ■【動画】重苦しく暗いムードでへルソン撤退を伝えるソロビヨフと、普段の威勢の良いソロビヨフ 国営テレビロシア1」で放送された番組「イブニング・ウィズ・ウラジーミル・ソロビヨフ」の司会者であるソロビヨフは、11月9日の番組冒頭で、来な

    日露戦争に並ぶ屈辱...ロシア国営TV、へルソン撤退に「歴史的敗戦」引用し悲壮ムード
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    urandom 2022/11/12
    一見奇妙だけど、ウクライナの抵抗もCISの離反もアメリカの陰謀だと思っているロシア的な認識をよく表している。
  • 「1日で20億ドル失った」ブランドにも弁護士にも見限られたカニエ・ウェスト、業界追放か

    相次ぐ暴言、問題発言で「四面楚歌」に(写真は2月13日、SoFiスタジアムでスーパーボウルを観戦するウェスト)  Mark J. Rebilas-USA TODAY Sports/File Photo via REUTERS <かねてより言動が問題視されてきたカニエ・ウェストだが、反ユダヤ発言で批判が高まり、関係企業が相次いで契約解消を発表。ギャップ、バレンシアガ、そしてアディダスも> SNSでの反ユダヤ主義的な発言で物議を醸しているイェ(Ye、改名後の現在の名)ことラッパーのカニエ・ウェスト(45)が、止まらぬヘイトスピーチで業界追放の危機に直面している。 ファッションデザイナーとしても活躍し、大手ブランドとの契約でビリオネアに上り詰めたウェストは、自身の言動によってわずか1日で20億ドルを失ったとインスタグラムに投稿した。 ドイツのスポーツ用品大手アディダスや米大手衣料品チェーンスト

    「1日で20億ドル失った」ブランドにも弁護士にも見限られたカニエ・ウェスト、業界追放か
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    urandom 2022/10/29
    極右SNS・Parlerの買収に合意したすぐ後にイーロンマスクのTwitter買収がまとまった不運には笑った。神がいるとすれば、カニエウェストの行為を支持してはいないようだ。
  • 「AIが人間をロックし正確に狙う機関銃...」イスラエルが開発、パレスチナ難民キャンプに配備した

    「兵士にとっては苦もなく、勝手に発砲する......」ヨルダン川西岸のパレスチナ難民キャンプにAI制御の機関銃が配備された [@Belalmd12/Twitter] <兵士の疲れや震えによる誤差を修正し、ターゲットを正確に撃ち抜くAI銃が試験配備。開発企業は、かえって人命を守ると強調するが......> 緊張高まるイスラエルのヨルダン川西岸地区に、AIが照準をコントロールする銃が配備された。人間が引き金を引いてターゲットをロックすると、AIが自動で照準を補正し、目標を正確に狙撃する。 設置されたのはヨルダン川西岸のパレスチナ難民キャンプで、キャンプを見下ろす監視塔の上に2丁が配備されている。難民キャンプで暮らす19歳の青年は、ユーロニュースに対してこう語る。 「兵士にとっては苦もなく、勝手に発砲する。彼(イスラエル兵)が小さな子供を見つけたら、ボタンか何かを押すだけで勝手に火を吹くんだ」

    「AIが人間をロックし正確に狙う機関銃...」イスラエルが開発、パレスチナ難民キャンプに配備した
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    urandom 2022/10/22
    気軽に人に向けて「実験」できるからイスラエル企業の兵器は性能が高い。こういう欺瞞性はきちんと批判していかないと権威主義国家の詭弁に対する説得力を失うよ。
  • 高市大臣の「8割大陸」発言、曖昧決着は許されない

    <「国葬反対のSNS発信の8割が隣の大陸からだった」とツイートし、高市氏の講演で聞いたと述べた三重県議は発言を撤回、当の高市氏も曖昧な否定で収めようとしているようだが、その真意はフェイクニュースによる世論操作だったかもしれず見逃せない> 10月2日、三重県議で自民党に所属している小林貴虎議員が、自身のTwitterに「国葬反対のSNS発信の8割が隣の大陸からだったという分析が(政府の調査で)出ているという」と投稿し、その根拠は高市早苗経済安全保障担当大臣の発言だと述べたことで、大きな衝撃が走った。高市大臣はその発言はしていないと述べるが、他に聞いた人物の証言もあり、疑惑は全く解消されていない。 「国葬反対のSNS発信の8割が隣の大陸からだったという分析が出ているという」という、荒唐無稽な陰謀論かつ排外主義を扇動する発言が現職大臣の口から出たとすれば大きな問題だ。 小林貴虎議員のツイートによ

    高市大臣の「8割大陸」発言、曖昧決着は許されない
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    urandom 2022/10/17
    "しかし現職大臣が、多くの地方議員が集まる場で何を発言したのかは重要な政治問題だ。…クローズドな場だったことを言い訳にするようでは、いくらでも無責任な世論操作が可能になってしまう。"
  • ゼレンスキーが市民を見捨ててキーウ脱出? ロシアが示す「証拠動画」の真偽を検証

    バイデン大統領と電話会談するゼレンスキー大統領(キーウ、2022年10月4日) Ukrainian Presidential Press Service/Handout via REUTERS <キーウや国内各地から国民向けの動画を公開してきたゼレンスキー大統領だが、実は人は安全な場所に避難済みだとロシア側は主張する> 10月10日、ウクライナ各地がロシア軍による大規模な攻撃を受け、少なくとも19人が死亡した。そうした状況のなかで、不穏な情報が駆け巡っている。それはウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領が首都キーウから逃亡したというもので、ロシア国営メディアがその「証拠動画」なるものを公開したのだ。 ■【動画】「ウクライナ大統領が逃亡」の証拠とロシア側が主張するゼレンスキーの姿 ロシアによるウクライナへの攻撃が激化したのは、クリミア半島とロシア土をつなぐ橋で起きた爆発を「ウク

    ゼレンスキーが市民を見捨ててキーウ脱出? ロシアが示す「証拠動画」の真偽を検証
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    urandom 2022/10/17
    イギリスで「バーチャルゼレンスキー」を登場させるための3D撮影の様子をロシア国営メディアが「西側のプロパガンダの証拠」として掲載したという話。ここまでお粗末だと偽情報というよりデマを普通に信じてそうな。
  • 寝たふりする私の横で、私の英語を真似して笑うネイティブたち...その真意に後から気付いた

    アメリカの高校に留学した著者が遭遇したのは、現地の友人たちが自分の発音を真似して盛り上がる現場。気付かれないよう涙を流した彼女だが──> 中学高校で6年間英語を学んでいるはずなのに、「英語が話せない」という人は多い。英語コンプレックスという国民性からか、英語にまつわる新刊はいまも毎月のように刊行され、英会話の講座もさかん。それでも、英語が話せず、英語に振り回される......。 『ニューヨークが教えてくれた "私だけ"の英語──"あなたの英語"だから、価値がある』(CCCメディアハウス)は、「ニューヨークの魔法」シリーズと『奥さまはニューヨーカー』シリーズの著者が、英語と向き合ってきた日々を描いている。ともに、英語入りのロングセラーだ。 著者は、エッセイストで作家の岡田光世氏。岡田氏は、高校、大学、大学院とアメリカに留学し、語学力を磨いてきたが、「中学英語をきちんと自分のものにすれば、必

    寝たふりする私の横で、私の英語を真似して笑うネイティブたち...その真意に後から気付いた
    urandom
    urandom 2022/07/02
    しかしまあ、かわいいとか頑張ってるとかいうのは対等な目線ではないんだよな。自分の発音は大概ひどいけど、米英の田舎者どもめグローバル英語を食らえというつもりで開き直っている。
  • 日本で「食えている画家」は30~50人だけ 完売画家が考える芸術界の問題点

    <15年以上のキャリアの中で描いた約700枚の絵を完売させ、その作風は唯一無二と評される洋画家の中島健太氏。「『絵描きはえない』を変えたい」という彼はこのたび、『完売画家』(CCCメディアハウス)を上梓した。日の芸術界の現状、業界で生きるために必要なこと、これからの芸術とビジネスの在り方について、赤裸々に綴った書から「はじめに」を抜粋する> ■はじめに 「絵描きはえない」を変えたい――700以上のご縁 書は現役プロ画家の僕が、「日の芸術界(以下、業界)の現状」「業界で生きるために必要なこと」「これからの芸術とビジネスの在り方」についてまとめたものです。 新型コロナウイルス感染症が流行する前、僕は街にキャンバスを持ち出して、外で絵を描くライブペインティングを行っていました。 「プロ画家が絵を描く姿」を一般の人に見てもらい、芸術の敷居を下げるためです。画家のリアルを見せることで、一

    日本で「食えている画家」は30~50人だけ 完売画家が考える芸術界の問題点
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    urandom 2021/09/04
    興味深いけど、美術品の人気は文化というより税制・金融政策の問題じゃないの? 大半を占める米国・中国・英国の共通点なんて貧富の格差と預金への厳しさくらいしか思いつかない。その意味では日本市場は有望かも。
  • テスラvsトヨタ、豊田社長肝いりの燃料電池車は失敗だったのか

    <米テスラが火をつけたEV(電気自動車)シフトが欧米で進む一方、トヨタはハイブリッド車(HV)、プラグインハイブリッド車(PHV)、燃料電池車(FCV)にEVを加えた全方位戦略で受けて立とうとしている。果たしてトヨタに勝機があるのか。『TechnoKING イーロン・マスク 奇跡を呼び込む光速経営』の著者、竹内一正氏がトヨタとテスラの戦略を比較し、トヨタの燃料電池車「MIRAI」のこれからを予想する> 燃料電池車MIRAIは失敗だった 2015年の北米モーターショーで、テスラのCEOイーロン・マスクトヨタの燃料電池車(FCV)のフューエル・セルをもじって、「馬鹿げた(フール)・セルだ」と酷評した。 それから6年たった今、果たしてトヨタのFCVは「馬鹿げたセル」なのか? 残念ながら、2020年のトヨタFCVの世界販売台数はたったの2000台に過ぎない。 なるほどCO2は出さないが、約700

    テスラvsトヨタ、豊田社長肝いりの燃料電池車は失敗だったのか
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    urandom 2021/08/20
    引っかき回した末にギリギリでEVシフトして下請けを切り捨てて本体だけ逃げ切るようなことはないと信じたい。雇用の維持云々を理由に挙げる割に、下請けへの出資・グループ会社化に注力しているような話は聞かない。
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