森友学園が建設を目指していた小学校の認可について、大阪府私学審議会は2015年1月、条件付きで「認可適当」を答申。この後、籠池氏は国有地購入などの手続きを進めた。「認可適当というのがなければ国有地の契約もしなかったし、業者との契約もなかった……」と訴えた。 だが、今年2月には、小学校の敷地となる国有地の売却をめぐる値引き問題や、金額の異なる3通の契約書があった問題などが発覚。3月10日、籠池氏は認可申請を取り下げた。 こうした経緯について府への恨み節が続いた。「(府の)私学課は3月6、7日までは、一生懸命この案件を私学審議会で通しますという方向だった」。職員の実名を挙げ、「『通す予定にしている』とおっしゃっていた」。 一方、籠池氏は、安倍晋三首相の妻昭恵氏との「親密さ」を強調。当初、準備していた小学校の名前を「安倍晋三記念小学校」としたことについて、「昭恵夫人の方から『ぜひどうぞ』と。総理
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