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ブックマーク / ewig-kindliche.hatenablog.com (2)

  • 「ミヒャエル・エンデの貨幣観」雑感 - Ewig-Kindlich

    最近出たばかりの『ミヒャエル・エンデの貨幣観』というが、だいぶ前から気になっていたのですが、たまたま図書館に入っていたため読みました。それについて、個人的にかなり書きたいことができたので、感想がてらまとめたいと思います。 錬金術? さて、書の副題に「ゲーテの『メルヒェン』からシュタイナーを経た錬金術思想の系譜」とあります。まず、この副題を最初に見たとき?と思いました。というのは、シュタイナーは錬金術やパラケルススに言及することはあっても、シュタイナーの思想が錬金術に基礎づけられているとは考えられないからです。書を読む限りでは、シュタイナーが自分の思想を薔薇十字の思想だという点を、著者は錬金術と呼んでいるようです。ちなみに、著者も述べていますが、薔薇十字運動自体がその存在自体に疑問符がつくようなものなので、そもそもシュタイナー思想が薔薇十字に基礎づけられていると考えること自体がおかしい

    「ミヒャエル・エンデの貨幣観」雑感 - Ewig-Kindlich
  • エンデのファンタジーは空想的か?エンデの擁護とSpiel概念 - Ewig-Kindlich

    さて、今日『ミヒャエル・エンデ ファンタジー神話と現代』を借りてきて読みました。内容的には、エンデのインタビュー、映画について、ボイスとの対談についてで、僕個人としてはアントロポゾーフ*1がインタビュアーのため、エンデが普通の対談ではなかなか直接は言及しないアントロポゾフィーについて、かなり突っ込んだ話をしていて新鮮で面白かったです。が、解説がエンデのはずなのに、むしろ(正統派?)アントロポゾーフ的な観点(と僕は言いたくなるのですが)から書かれており、かなり批判的な内容だったので、少しそのことについて書いてみようと思い、久々のブログ更新と相成りました。一応、参考文献名は逐一挙げていきたいと思いますが、僕の記憶によっているのでご承知おきください。また、それほど長々と書くわけにもいかず、かなり素描的なものにとどまること、僕自身理論構成について構想中のものも含まれること、僕が用いる個々の概念道

    エンデのファンタジーは空想的か?エンデの擁護とSpiel概念 - Ewig-Kindlich
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