日本アルコール産業株式会社(にっぽんアルコールさんぎょう)は、日本アルコール産業株式会社法(平成17年法律第32号)に基づいて、酒税法で規定されている酒類ではない発酵アルコール(工業用アルコール[注釈 1])の製造販売等を行う特殊会社。通称はJ.alco(ジェー・アルコ)。 海外から輸入した粗留のアルコールを精製しているが、国産・海外産の糖蜜を原料にして発酵過程からの製造も行っている(鹿児島県・出水工場)。アルコールのほかにも、発酵過程から出る副生物から肥料や肥料・飼料の原料も製造しており、アルコールを使用した除菌・消臭剤なども製造している。 1937年(昭和12年)4月 - 石油に代わる軍需用液体燃料の自給等を目的とし[1]、大蔵省専売局の所管としてアルコール専売を開始[2]。 1942年(昭和17年)4月 - 大蔵省から商工省(のち通商産業省)へ移管。 1982年(昭和57年)10月1