野田秀樹氏「アエラの姿勢不安」自ら連載打ち切り 劇作家・演出家で、俳優も務める野田秀樹氏(55)が、週刊誌「AERA(アエラ)」で連載していたコラム「ひつまぶし」を、28日発売の4月4日号で自ら打ち切ることを明らかにしている。 「突然ですが、最終回です」のタイトルで書かれたコラムでは、先週(28日号)の同誌が「放射能がくる」という大きな文字とともに、防護マスクの写真を表紙で大きく掲載したことに反発。いたずらに読者の恐怖や不安を招いたことに強い疑問を抱き、連載を自分から辞めることを申し出たとしている。 先週のコラムで野田氏は、危機をあおる報道に対して警鐘を鳴らし、国民がもっと冷静になるべきという、表紙とは正反対の持論をつづっていた。野田氏の関係者は「自らが書いたことが(雑誌の内容と)あまりにも異なっていたことから、これ以上、続けられないと考え(連載中止を)決めたようです」。 対立する形で連載