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ブックマーク / jtsutsui.hatenablog.com (2)

  • 「意図せざる結果」の研究 - 社会学者の研究メモ

    「なぜ社会学には(そして主に社会学において)権力という概念があるのか」とか書いたら今度は社会学者がコメントを書いてくれるかな?とか思いましたが、悪趣味なのでやめときます:-) 最近いまさならながらの「ミクロ-マクロ問題」(社会学にはそういうのがあるのです)について、教科書のこともあって改めてつらつら考えていますが、社会学での「行為-構造」論って、そのポテンシャルがあまり研究に生かされてないですよね。 一番分かりやすくこの図式を利用するモデルが再生産論だと思います。が、場にいらっしゃる研究者の方(このあいだ学会でお会いした方だと思うのですが)が書かれていますが(ブルデューのハビトゥス概念)、確かに再生産なんてことをいうだけならギデンズやブルデューが多くの枚数を割いて、誤解されやすいややこしい概念(「場」とか「構造の二重性」とか)まで作って理論を提起する必要なんてないわけです。 とはいえ、追

    「意図せざる結果」の研究 - 社会学者の研究メモ
    ureyubo
    ureyubo 2009/12/01
  • 面白い論文の書き方(その一) - 社会学者の研究メモ

    今回も教科書ネタ。 学生の論文には、読んでいて面白いものと、苦痛なもの指導しがいのあるものがあります。後者のような論文を書く学生は、論文についてこう考えていることが多いです。 興味のあることを見つけて、それについて文献を読み、それをまとめて、最後に自分の意見を書く。 こういう指導をされている先生方は意外に多いのではないかと思います(自分も昔はそうでした)。指導がラクだし。しかしこれは論文を書くときの方針にはなりませんし、してはダメです。 論文とは「研究成果」のアウトプットの1つです。少なくとも社会学における研究とは、解かれていない謎や決着のついていない問いを自分で見つけ出し、データ等の証拠を使ってそれに答えることです。(それ以外の論文もありますが、まず基を抑えないとダメです。)上記のダメ方針は、研究と単なる勉強を取り違えているのです。 研究の手順は標準的に教えられているもので十分です。

    面白い論文の書き方(その一) - 社会学者の研究メモ
    ureyubo
    ureyubo 2009/11/19
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