出版社が電子書籍の、メーカーがデバイスのアクセシビリティを高めなければ、障害を持つユーザーがその恩恵を享受できない。電子書籍のアクセシビリティはまだまだこれからだ。 電子書籍は現在盛り上がりを見せているが、障害を持つ方は電子書籍が提供できるすべての利点を享受していないかもしれない。これは、障害を持つユーザーが利用できる電子書籍リーダーが市場に十分存在しないのが理由のようだ。 「読書をしたいのに運動性障害があり本のページをうまくめくることができない人のことを考えてみてください。本の中で行ったり来たりするのに、ディスプレイに触れたりボタンをタップできるのは素晴らしいブレークスルーです。そのボタンにBluetoothで接続し、頭でそっと突いて押したり、瞬きで起動することもできます。すべてのデバイスがこうした機能を提供しているわけではないので、デバイスを選択する前には考慮が必要です」と英国拠点の技