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2011年振り返り あけましておめでとうございます。技術評論社の馮です。2012年を迎えました。昨年の日本は、3月の東日本大震災という大きな、そしてとても悲しい出来事を経験しました。そこで、改めて物質的な価値、それに対するデジタル化、インターネットの重要性について考えさせられる一年でもありました。 電子出版に関しては、2010年を元年と捉えると昨年が2年目で、過去何度かあった「電子出版の元年」と比較して、(比較的)前に進んだ2年目だったのではないかと思います。 具体的には、2010年後半から始まったさまざまな電子書籍販売サイトにコンテンツが集まりはじめたり、また、iPhone/iPad向けにストア型アプリによるコンテンツ配信が増えました。 一方で、昨年書いた「2011年の電子出版ビジネスはどうなる?」で書いた、GoogleやAmazonの動きについては、日本国内では大きな進展はありません
AmazonはHTML5とCSS3をベースとした新たな電子書籍ファイルフォーマット「Kindle Format 8」を発表した。 米Amazon.comは10月20日(現地時間)、MOBIフォーマットに代わるKindleの新ファイルフォーマット「Kindle Format 8」を発表した。Kindle FireがKindle Format 8をサポートする最初のデバイスとなり、その後第4世代KindleおよびKindle Appなどでもサポートされる予定。 同フォーマットはHTML5とCSS3をベースとしたファイルフォーマットとなっているのが特徴で、その意味ではEPUB 3に近いものだということもできるが、サポートされているタグの一覧を見る限り、縦書きなど日本語組版で期待されるプロパティは確認できない。 変換ツールの「KindleGen 2」およびプレビューを行う「Kindle Previ
2017年7月14日 便利ツール 久しぶりに自分がブックマークしているサイトを整理してみました。昔から変わらず愛し続けているWebサービスやチュートリアルサイトなど多数あったので一挙にご紹介します!有名どころからあまり知られていないけど便利なサイトまで、多数あるので時間のある時にじっくり見てみてください! ↑私が10年以上利用している会計ソフト! ブックマークしているサイト 目次 Webサービス デザイン関連 画像関連 CSS jQuery WordPress フォント スマートフォン 配色関連 HTML5 メルマガ Webサービス 1. Sendoid Sendoidは会員登録不要のファイル送信サービス。ファイルをアップロード後にURLが生成されます。パスワード設定可。 2. HTMLエンコードフォーム HTMLエンコードフォームは特殊記号などをエンコード・デコードしてくれるWebサービ
Safariのレンダリングエンジン「WebKit」は、いまやSafari以外のオープンソースプロダクトにも多数採用されている。Apple製品ではiOS、他社製品ではGoogle ChromeやAdobe AIRなど、例を挙げればキリがない。そのWebKitが次期OS X「Lion」に少なからぬ影響を与えるのは、むしろ必然だ。 現在、Appleが主導するWebKitプロジェクトでは、次世代のレンダリングエンジン「WebKit2」の開発を進めている。その概要は以前こちらとこちらにまとめたとおりで、現在も鋭意実装が進められている。 WebKit2はいまだ完成の域に達していないが、Lionに搭載される可能性は高いと見ている。 理由は2つだ。Lionがリリースされる予定の夏まで半年ほどの猶予があること、筆者が時折チェックしているWebKit2のソースに進展が見られること。特に後者は着実に進展している
CSS3で日本語のレイアウト機能を強化しようという動きが活発になっています。この大きなきっかけはEPUB3.0に縦書きを含む日本語レイアウト機能を追加しようということで、EPUB3.0のスケジュールの関係上、CSS3の日本語レイアウト機能追加を大車輪で行う必要が出ています。 CSS3の日本語レイアウト機能は、既に1990年代の終わり頃から提案されていますが、この10年近くほとんど進捗していなかったのが実情です。 これを半年程度の期間で、実装可能なレベルに固めていこうということですからかなり野心的な目標です。実現できればCSS3の利用者を増やすと言う点でも大きなインパクトがありますので、頑張って早く進めたいものです。 アンテナハウスでは、2006年からCSSによるレイアウト指定組版 「CSS Print」 を目標として、組版ソフトを開発してきました。具体的には、CSS3をXSL-FO組版機能
スタイルシートの新たなWeb標準として現在策定が進められているCSS3に対して、日本語に対応した禁則、傍点(圏点)、縦書き仕様などの機能が追加されたドラフトが公開されました。 9月28日にPublickeyで公開した記事「電子書籍フォーマット「EPUB」で縦書きとルビのサポート、来年5月には仕様完成の見通し」では、EPUBでの縦書きやルビ、傍点などの仕様を策定中であることを紹介しましたが、EPUBはXHTMLやCSSをベースにした仕様であるため、仕様策定の作業はEPUBとCSSのそれぞれのグループが協力してCSS3に対して機能を追加する方法で行われていました。 これが最終的にCSS3の仕様として策定されれば、Webブラウザ上での禁則処理、傍点、縦書きなどの組み版処理が充実することになります(ルビはまだ作業中ですが)。大げさではなく、世界中のWebブラウザに対して日本の日本語文化に対応した表
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