初めてSpringを使ったシステム開発を経験中なのですが、ここ数日触っていて感じたことがこれ。 JavaEE環境上でSpringを使えば、EJB3の代替として非常に便利に使うことが可能です。context:component-scanタグによるコンポーネント自動設定は、アノテーションの他にも正規表現などを使って柔軟な定義が可能なので、EJB3的なアノテーション前提の設定も可能だし、Seasar2.3のAutoRegister的な設定もできます。最初にパッケージとクラスの命名規約を決めて、それぞれの自動登録とAOP設定が済めば、Springでも設定ファイルレス開発は可能です。 自分が感じるSpringの欠点は、トランザクションを独自インターフェイスで行うところですが、それもJTAを前提に定義すれば欠点ではなくなります。tx:jta-transaction-managerタグを一個書くだけで、