落雷の発生件数と時期 落雷は、年間を通して見ると頻繁に発生する時期と、発生しにくい時期が存在します。 全国的には6~8月の暑い頃が一番多く、12~2月の冬時期にも、日本海側の多くの地域で落雷が観測されています。 下図は日本全国2600km四方に発生した落雷数を月別にまとめたものです。 美しくも恐ろしい、自然の驚異。 落雷による被害の種類は大きく2つに分けることが出来ます。 直撃雷によるものと誘導雷によるものです。 直撃雷 雷雲から放電された電流が、直接物体に流れるものを言います。 落雷時の電圧は200万~10億ボルト、電流は1千~20万、時に50万アンペアにも達します。 木や建物などに直撃することによって、建造物破壊や出火の原因にもなります。 人体に落ちると即死する確率が非常に高いのですが、人体に落ちることは極めて稀です。 誘導雷 物体の付近・周辺に落雷した際に発生した電圧が誘導電流を起こ