年収が1億円以上あるのに、熊本市をだまして200万円余りの生活保護費も受け取ったとして、熊本地検は7日までに、詐欺罪で熊本市の投資勧誘業有馬常時被告(77)=所得税法違反罪で起訴=を追起訴した。1日付。 起訴状によると、有馬被告は2005年5月から06年6月までの間、収入が増えたのに届け出ず、05年6月分から06年7月分まで14回分の生活保護費約211万円を熊本市からだまし取った、としている。 地検によると、有馬被告は生活保護を受けていたが、投資勧誘業で大きな利益を上げたため途中から生活保護の受給要件を満たさなくなった。06年8月分からは受け取っていないという。06年の年間所得は、約1億4900万円だった。 地検は今年1月、06年からの3年間で約1億2000万円の所得税を脱税したとして、所得税法違反罪で有馬被告を在宅起訴していた。 女子高生の裸を撮影…40歳小学校教諭を逮捕 [ 3