今月の「別冊マガジン」を読んで一番印象に残ったのは、押見修造先生の「惡の華」の表紙でした。 モノクロ一色、決して派手じゃないのに強烈すぎるインパクトに感動しました。 クソムシが 何の本だよ! 題名と作家名よりでかいよ「クソムシ」! この表紙デザインをした作家さんとデザイナーさんは奇才だと思います。 いいよいい、仮に書名を間違って書店で「クソムシがありますか?」と勘違いしたっていい。 だって、このマンガそれでも売れていいと思うくらい面白いもん。 別マガで自分がダントツに面白いと思ってるのがこの「惡の華」です。 詳しくは単行本が出たら改めて感想を書きたいと思いますが、割とファンタジーだったり壮大な話が多めの別マガの中で、ものすごいスケール小さいんですよこのマンガ。 主人公がたまたま手にした好きな女の子の体操服。その行為を心酔しているボードレールの「悪の華」と混同して「ぼくは悪の華だ」と言う主人