プロ野球のドラフト会議が26日にあり、歴代最多とされる高校通算111本塁打を放った清宮幸太郎(東京・早稲田実高)は7球団から1位指名を受け、抽選の末、日本ハムが交渉権を獲得した。 清宮にはロッテ、ヤクルト、日本ハム、巨人、楽天、阪神、ソフトバンクが1位指名をした。 7球団による指名は、高校生では1995年の福留孝介(大阪・PL学園高)と並んで過去最多となった。大学・社会人を含めた過去最多の競合は1989年の野茂英雄(新日鉄堺)と1990年の小池秀郎(亜大)の8球団。 左手で交渉権獲得を引き当てた日本ハムの木田優夫GM補佐は「本当に日本の宝となる選手だと思う。どうしても欲しい選手だったので良かった。ぜひファイターズに来て、思い切り野球をやってください」と感想を語った。