【特集】パンダの「タンタン」帰国へ向け、最後の日々を過ごす中…『#また明日ね』と綴る飼育員の想い 2020年09月29日 この記事の画像(9枚) 9月16日、25歳になりました。 人間でいうと、もう70才。 これが、タンタンが神戸で迎える最後の誕生日です。 これまで、多くの人に愛されてきました。 【来園した人】 「”パンダさんは特別”というのがあるので、せっかく神戸で見られていたのに会えなくなっちゃうのは寂しい」 【街の人】 「ありがとう、というのが一番。震災後の神戸の土台を築いてくれて感謝です」 タンタンがやってきたのは20年前。 阪神淡路大震災で傷ついた街を元気にしたいと、当時、神戸市や動物園の関係者がパンダの誘致に乗り出し、中国・四川省から雄のコウコウ、メスのタンタン、つがいで神戸にやってきました。 当時、日本にパンダがやってくるのは、3例目。 パンダを一目見ようと連日、多くの人が訪