オバマ大統領が、退任するヘーゲル国防長官の後任にアシュトン・カーター前国防副長官を指名する見通しだと、AP通信など複数の米メディアが報じた。 カーター氏はオバマ政権で国防次官やナンバー2の国防副長官を歴任、2013年12月に退任した。同省で国防戦略の見直しなどを取り仕切った実績があり、共和党が多数派を占める上院の賛同も見込めることから、オバマ氏は起用方針を固めたとみられる。 ヘーゲル国防長官は、対「イスラム国」などを巡るホワイトハウスとの対立などが深まったことから、オバマ氏が事実上更迭する形で退任が決まっていた。後任にはカーター氏のほかにフロノイ元国防次官やジャック・リード上院議員の名前も挙がっていたが、いずれも辞退する意向を示していた。
米国防省や米軍の動きを中心に安全保障の話題をフォロー。Cool Head, But Warm Heartで 5日、米国防省が議会に毎年提出を義務付けられている中国軍事力に関する報告書を公表しました。タイトルは「Military and Security Developments Involving the People’s Republic of China for 2014」で、90ページ以上の報告書です 米国防省webが概要を紹介していますので、手抜きで更にその概要をご紹介します。報告書にも2ページのサマリーが付いていますので、少し元気のある方はそちらをご覧ください 海軍の史上最大規模の演習や統合での大規模演習に危機感を訴え、弾道・巡航ミサイル、宇宙やサイバー等に注目しています。日本の「戦闘機命派」が大騒ぎする中国戦闘機は、もちろんone of themの扱いであり、米国防省webの概
米国防省や米軍の動きを中心に安全保障の話題をフォロー。Cool Head, But Warm Heartで 4日付Defense-News記事によれば、3日にオバマ大統領が、4日にヘーゲル国防長官が、それぞれ欧州での米軍戦力について再検討する発言を行った模様です また4日、米本土から3機のB-52爆撃機が英空軍基地に展開し、ウクライナ情勢を見据えつつ、ロシアに睨みをきかせる模様です 4日付Defense-News記事によれば ●3日オバマ大統領は、約1000億円相当の「東欧のための米軍reassurance plan」を明らかにし、欧州での米軍戦力増強の意向を表明した ●これを受け、4日ヘーゲル国防長官はNATO国防相会議(@ブラッセル)で、米国は欧州の同盟国に対し、ロシアのウクライナ介入後の欧州を、無防備で置き去りにすることはない旨を伝えていくと語り、「欧州における米軍態勢を再検討する」
(CNN) 米ユナイテッド航空の米国内便で飛行中に機長が突然体調を崩し、たまたま乗客として乗っていた米空軍のパイロットが操縦席に着く出来事があった。このパイロットは3日、CNNの取材に応えて当時の経緯を語った。 異変は昨年12月、アイオワ州デモインからコロラド州デンバーに向かう途中のユナイテッド航空ボーイング737型機の機内で起きた。客室乗務員が機体前方に集まり、救急用品を持って駆け付けるなど、非常事態は明らかだった。 同機の乗客として家族と共に搭乗していた米空軍大尉のマーク・コンゴルさんは、爆撃機「B1Bランサー」のパイロット。妻と目が合うと「あなたから申し出るべきだと思う」と促されたという。 操縦室では乗客と乗員が機長を運び出すところだった。機長は心臓発作を起こした様子で、顔色が悪く、冷や汗をかいていた。 同機は副操縦士の判断で近くのオマハ空港に向かうことになった。コンゴルさんは副操縦
(CNN) アフガニスタンで武装勢力に拘束され、5年ぶりに解放された米陸軍軍曹ボウ・バーグダルさん(28)が1日午前、ドイツ・ラントシュトゥールの病院に到着した。 バーグダルさん健康状態の悪化が伝えられており、米アイダホ州で同日記者会見した両親は、「息子が回復して自分を取り戻す過程はまだこれから」「多くの意味で、これは終わりではなく、長い道のりの始まりになる」(父のボブ・バーダグルさん)と語った。 バーグダルさんは23歳だった2009年5月にタリバーン系の集団に拘束された。5年間におよぶ拘束の末に31日、キューバのグアンタナモ米軍基地で拘束されていたタリバーンのメンバー5人と引き換えに、解放が実現した。 ドイツの病院では専門家チームが診療に当たっており、父のボブさんも母のジャニさんもまだ対面は果たしていない。ボブさんによると、「(拘束が)あまりに長期にわたったため、回復には大きな困難が予想
オバマ米大統領は31日、アフガニスタンの反政府武装勢力タリバーンに拘束されていた米陸軍軍曹(28)が約5年ぶりに解放された、と発表した。この引き換えとして、米政府はキューバのグアンタナモ米軍基地にある対テロ戦収容所から、タリバーンの幹部ら5人をカタールに移送した。 今回解放された軍曹は、アフガン東部のパキスタン国境付近で2009年に行方不明になり、その後、タリバーンが拘束中の映像を公開していた。オバマ氏は軍曹の両親とともにホワイトハウスで急きょ会見。「(軍曹を)忘れたことはない。米国は兵士を見捨てることはない」と成果を強調した。 カタール政府が仲介し、米国とアフガンの和平や捕虜交換などの協議を続けていた。
ワシントン(CNN) 米国の退役軍人病院で時に患者の生命を脅かすほどの診療の遅れが生じていた問題で、エリック・シンセキ退役軍人長官は30日に辞任を発表した。 今回のシンセキ氏の辞任は、退役軍人省に対する批判と長官の辞任を求める声の高まりを受けたものだ。不祥事の発覚を受け、ここ数日、退役軍人の支持団体だけでなく、政界からもシンセキ長官の辞任を求める声が高まっていた。CNNは一連の独占報道で、複数の退役軍人病院で患者の生命に関わる診療の遅れが生じていた疑惑を明らかにしてきた。 診療の遅れの詳細は、CNNが昨年11月に南東部の2カ所の病院を取材した時に初めて発覚した。その後CNNは取材対象を他の退役軍人病院にも拡大し、アリゾナ州フェニックスの退役軍人病院で診療待ちの患者40人が死亡した際に重要な役割を果たした可能性がある秘密の順番待ちリストに関する詳細を突き止めた。 オバマ大統領は、シンセキ氏と
【ワシントン=加納宏幸】オバマ米大統領は30日、ホワイトハウスで緊急声明を読み上げ、退役軍人病院をめぐる不祥事で進退が注目されていた日系のシンセキ退役軍人長官が、辞意を表明、これを受け入れたと明かした。 オバマ氏は声明読み上げに先立ち、シンセキ氏と会談していた。 今年4月、西部アリゾナ州フェニックスにある退役軍人病院で、複数の患者が長期間診察を待たされている間に死亡した疑惑が発覚、批判が噴出した。 退役軍人省は28日に報告書を発表、初診を受けるまで平均4カ月弱の待ち時間を短くみせるための隠蔽工作が行われていたことなどを認めた。これを受け、共和党だけでなく、民主党からもシンセキ氏の辞任を求める声が強まっていた。 オバマ大統領は21日の緊急記者会見で「誤った行いがあれば、処罰すると保証する」と発言していた。
「政権の失政」共和党が攻勢 【ワシントン=加納宏幸】米退役軍人のための病院で、複数の患者が長期間診察を待たされている間に死亡した疑惑が発覚し、11月の中間選挙をにらんだ政争を巻き起こしている。オバマ米大統領は25日、予告なしに訪問したアフガニスタンのバグラム空軍基地での演説で、米兵らに帰還後の万全な支援を約束した。だが、野党の共和党は政権の「失政」だとして攻勢を強め、シンセキ退役軍人長官の辞任を求めている。 「負傷した軍人や退役軍人を大事にすることによって、米国は強くあり続ける。その癒やしを手伝うのは神聖な義務だ」 オバマ氏は演説でこう強調した。演説後は1時間半、米兵と握手をしたり、写真を撮ったりして過ごした。同行したローズ大統領副補佐官は電撃訪問について「退役軍人の問題を考慮したわけではない」と記者団に語ったが、オバマ氏の念頭にあるのは明らかだ。 今年4月、アリゾナ州フェニックスの病院で
東証グロース市場250指数が31日、3日ぶりに大きく上昇した。30日本紙既報の通り、指数がコロナ・ショック時の水準までの調整を経たことで自律反発に向かう銘柄が目立っている。記事で紹介した弁護士ドット・・・ …続き
要するに、米国は中国が大国であることを認め大国中国の国益を尊重すべしとする中国側と、中国は新興大国として既存の国際秩序を尊重し既存大国に軍事的挑戦を試みるなとする米側との、一種の「同床異夢」である。 2012年2月、「新型大国関係」を最初に米側に提案したのは当時の習近平国家副主席だった。米側も当初はこの種の表現を使うことを意識的に避けていたようだ。 ところが、昨年3月、当時NSC(National Security Council=国家安全保障会議)大統領補佐官だったトム・ドニロンが講演でこの表現に間接的に言及して以来、状況は大きく変わりつつある。 同年11月には後任のスーザン・ライス補佐官がアジア関係演説の中で、「When it comes to China, we seek to operationalize a new model of major power relations」と
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