4月21日、ソニーは、2016年3月期の連結営業利益予想を従来の3200億円から2900億円に下方修正したと発表した。写真は3月撮影(2016年 ロイター/Thomas Peter) [東京 21日 ロイター] - ソニー<6758.T>は21日、2016年3月期の連結営業利益予想を従来の3200億円から2900億円に下方修正したと発表した。スマートフォン需要の成長鈍化を反映し、スマホ向けのカメラモジュール事業について16年1─3月期に減損596億円の営業損失を計上することが主因。 テレビやデジタルカメラなどの費用削減効果に伴う増益要因がある一方で、大半がスマホに搭載されるカメラモジュールなどデバイス分野の業績悪化や、金融分野における金利の低下などの減益要因があり、連結全体として見通しを引き下げた。