9月13日、インド外務省は、中国と、48カ国が加盟する国際組織「原子力供給国グループ(NSG)への正式加盟について「実質的な」協議を行ったと明らかにした。写真はビエンチャンで8日撮影(2016年 ロイター/SOE ZEYA TUN) [ニューデリー 13日 ロイター] - インド外務省は、中国と13日に、48カ国が加盟する国際組織「原子力供給国グループ(NSG)への正式加盟について「実質的な」協議を行ったと明らかにした。 モディ首相は、公害度の高い化石燃料への依存度を下げるため、ロシアや米国、フランスとの合弁で原子力発電所を建設する数十億ドル規模の構想を支援したい考えで、NSG加盟を目指している。しかし、中国が事実上拒否権を発動する格好となっており、加盟は実現していない。 インドは2008年にNSGから規制適用の例外扱い措置を受け、核関連技術の移転などを認められたが、決定事項への投票権はな