ナイジェリア北東部のラン国内避難民キャンプで地面に掘った穴から水を集める人たち(2017年7月29日撮影、資料写真)。(c)STEFAN HEUNIS / AFP 【11月13日 AFP】ナイジェリア北東部でコレラが流行している。NGOのノルウェー難民委員会(NRC)は12日、今月初めまでに感染した疑いのある患者は1万人に上り、175人が死亡したと明らかにした。 イスラム過激派組織「ボコ・ハラム(Boko Haram)」が武装闘争を続けている同地域では避難した大勢の人が狭い難民キャンプでの生活を強いられている。 NRCはコレラの急速な拡大で感染が疑われる人は1万人に上り、北東部アダマワ(Adamawa)州、ボルノ(Borno)州、ヨベ(Yobe)州で11月初めまでに175人の死亡を確認したと発表した。 ボルノ州の州都マイドゥグリ(Maiduguri)で活動するNRCのプログラムマネジャー、