アルメニアの首都エレバンで、アゼルバイジャンとの武力衝突が発生した係争地ナゴルノカラバフへ向かう軍の動員バスに乗り込む男性(2020年9月28日撮影)。(c)Stepan Poghosyan / PHOTOLURE / AFP 【10月1日 AFP】アルメニアの首都エレバンにある軍の新兵募集事務所の前には、隣国アゼルバイジャンとの係争地ナゴルノカラバフ(Nagorno-Karabakh)で激化する戦闘に加わろうと集まった男たち数十人がたむろしていた。早々と軍服を着込んだ人もいれば、ひたすらたばこを吸い続けている人もいる。 新兵募集事務所は、エレバン北西部のアラビヤン通り(Alabyan Street)に立つ旧ソビエト連邦時代の建物に入っている。徒歩や車でやって来る新兵候補の列は途切れることなく、その中には徴兵された人もいれば、志願者もいる。 「私たちは、侵略者から祖国を守るため行動しなけれ