エチオピア紛争を逃れ、スーダン国境の川にたどり着いたティグレ州出身の避難民=2020年11月21日、AP エチオピア北部ティグレ州で昨年11月に発生した政府と旧与党勢力・ティグレ人民解放戦線(TPLF)の紛争は、今年2月4日で発生から3カ月となる。アビー首相は勝利を宣言したが、TPLFは抵抗を継続。混乱の中、50万人以上が自宅を追われて避難するなど人道危機が深刻化している。 紛争は昨年11月、同州を基盤とするTPLFが国軍施設を襲ったとして、政府側が反撃し始まった。政府は昨年11月28日には州都メケレを制圧して勝利を宣言したが、TPLFは現在も散発的に抵抗を続けている模様だ。政府はTPLF幹部の捜索・追及に力を入れており、1月には降伏を拒否した元外相のセヨウム氏を殺害したと発表した。 一般市民にも犠牲者が多数出ているとみられる。国連などによると、州内で避難した人々は約50万人、西隣のスーダ
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