尖閣諸島周辺に、姿を現す中国漁船に国防関係者が警戒心を募らせている。そこには軍事訓練を積んだ海上民兵が乗船しているのだ。国防問題に精通するジャーナリスト・織田重明氏が、「海上民兵」の正体に迫った。 * * * 8月5日に尖閣諸島周辺の接続水域に現れた200~300隻にも上る中国漁船。その後、5日間にわたってこの海域にとどまり操業を続ける様子を、警戒にあたった海上保安庁の航空機がしっかりと映像に捉えていた。 尖閣の海は、もはや一触即発の状況といっても過言ではない。現場からはさらに驚くべき動きが伝えられた。 「尖閣諸島周辺海域に押しかけた中国漁船に多数の海上民兵が乗船していたというのです。その数は100人を下らない。多くは漁船の船長として、乗組員である一般の漁民らを指揮していたと見られています」(海上保安庁幹部) そもそも海上民兵とは、漁民や民間の船会社の船員などのうち、軍事的な訓練を施され
自衛隊が開発した公式ゲームアプリ「自衛隊コレクション」がネット上で話題になっている。 「自衛隊コレクション」はiPhone、Androidでプレイできるゲームアプリ。舞台は国ではなく家。家族が皆仕事や学校に行った、留守中の一軒家を防衛する内容になっている。ゲームをクリアすれば、全21種類ある自衛隊の職種のうち、どれが自分にとって適職かわかるそうだ。 ネット上では「自衛隊コレクション難しすぎるやろっ!!!うおーー!」「自衛隊コレクション難易度高い…」「自衛隊コレクションむずすぎる」など、ゲームの難易度の高さに悩むユーザーの声が目立つ。 そこで、今回このゲームを開発した防衛省・自衛隊に「自衛隊コレクション」の開発経緯や難易度を高くした理由について聞いてみた。 「一般の方にとって普通に生活していると、自衛隊と関わる機会はないですよね。そこで、ゲームを通じて自衛隊のさまざまな職種や業務を幅広い年齢
千葉大の野波健蔵特別教授と菊池製作所(東京都八王子市)は20日、自律型の無人航空機(ドローン)の量産を始めると発表した。国産の無人機では初めて。東京電力福島第1原発事故の避難指示区域内で、福島県南相馬市にある同社工場で今年中に400機を製造する計画。野波特別教授は「福島では放射線計測などのニーズがあり、製造に適している。復興にも役立てたい」と語った。 無人機「ミニサーベイヤー」は高さ50センチ、直径90センチで、六つのプロペラを回転させて飛ぶ。最大6キロの物を運べる。最高速度は時速36キロで、1回20〜30分間の飛行が可能。重さは約3キロと軽く、手軽に持ち運びできる。1機200万〜300万円程度を見込む。 20日に工場で行われたデモ飛行では、カメラを搭載した無人機が高さ約20メートルまで飛び、移動しながら写真を撮影。最大30キロの物を搭載できる開発中の大型無人機も公開した。 [時事通信社
お堅そうなイメージのある政府関係機関の公式『Twitter』アカウントの中にあって異色を放つ、ユルすぎるツイートの“常習犯”・自衛隊宮城地方協力本部@公式ですよ☆(@miyagipco)がまたしてもやってくれた。 本日11月11日はポッキーの日ということで、自衛隊の装備をポッキーに見立てた写真入りのツイートが、相変わらずユルすぎるとして注目されている。 ポッキー飛んでったわ _人人人人人人人_ > ポッキー発射! <  ̄Y^Y^Y^Y^Y^Y ̄ #ポッキーの日 pic.twitter.com/cajTIXFRyI— 自衛隊宮城地方協力本部@公式ですよ☆ (@miyagipco) 2014, 11月 10 ポッキー飛んでったわ _人人人人人人人_ > ポッキー発射! <  ̄Y^Y^Y^Y^Y^Y ̄ #ポッキーの日 ちなみにこの装備の正式名称は『92式地雷原処車』といって、爆薬を空中から散布し
都心で27cmの積雪を記録し20年ぶりの大雪となった先週末の関東地方。翌日、雪の積もった路上や公園にはそこかしこに雪だるまなどの雪像が造られ、道行く人の目を楽しませていた。中でも特に気合の入った作品はTwitterにアップされ、多くの人に共有されている。 だがしかし! 雪の王国・北海道(今適当に付けたキャッチコピー)の本場の雪像はこんなものではない。2月11日まで開催された『第65回さっぽろ雪まつり』で展示されていた198の氷雪像の中から、まずはこちらの大雪像をご覧いただこう。 7丁目会場に現れたこの『スルタン・アブドゥル・サマド・ビル』は、マレーシア・クアラルンプールに実在する旧連邦事務局ビルをモデルに造られた高さ18m・横幅28m・奥行20mの大雪像。 制作したのは陸上自衛隊第11旅団。ある種のアレルギーのある人は「なんで自衛隊が雪遊びなんかしてるんだ!」と思われるかもしれないが、これ
ここ数日、軍事オタクたちの間でもっぱらの話題となっているのが、イスラエルの対砲・対迫防衛システム『アイアンドーム』だ。 イスラエルとパレスチナ・ガザ地区の間で続く紛争では、ガザ地区からイスラエル領内に向けて断続的にロケット弾が撃ち込まれている。このロケット弾を9割もの高確率で撃墜することに成功しているのが、イスラエルのラファエル社が開発した『アイアンドーム』だ。日本語に訳すと「鋼鉄の天蓋」とでもなろうか。厨二っぽい響きも軍事オタクの興味をひきつけてやまない。 イスラエル軍が14日に発表した情報によると、今回の交戦が始まって以来、ガザ地区から発射されたロケット弾の数は737発。このうち492発がイスラエル領内に落下し、245発は『アイアンドーム』が撃墜。迎撃成功率は90%に達したと主張している。『アイアンドーム』が270発あまりのミサイルを発射し、うち245発が命中したという意味と捉えてよか
日本では「口裂け女」や「ベッドの下に潜む男」など、海外では「13日の金曜日」など、常に人々の心のどこかに恐怖を感じさせている“都市伝説”だが、とりわけその伝説が生まれやすいのが“戦場”だ。 兵隊やテロリストたちの幽霊、陰謀説など戦場には幾多の都市伝説が生まれる。確かに、人間の負の感情が渦巻く現場だと考えれば、それは当然のことなのかも知れない。 気鋭のノンフィクション作家、石井光太氏が執筆した『戦場の都市伝説』(幻冬舎/刊)はそうした戦場や紛争地域で生まれた都市伝説や噂話を通して、「不都合な真実」を解き明かそうとする意欲作だ。 本書の中から、2003年に勃発したイラク戦争での話「僕の仲間を助けてください」をピックアップしよう。 アメリカは戦争終了後も治安維持のために10万人を超す兵士を駐留させていたが、その中にトムという30代の軍医がいた。トムはいい勉強になると考え、小さな基地で、一人で医務
韓国紙・中央日報は15日、竹島(独島)周辺で韓国軍と海洋警察庁が9月初めに『独島防衛合同訓練』を行うと報じた。戦略機動隊である“海兵隊”も参加し、竹島が仮想敵日本に占領された状況を想定して訓練をする。また、『F-15K戦闘機』 『駆逐艦』 『潜水艦』等の兵器も参加するとのこと。 この報道を受け、『防衛省』 『外務省』 『海上保安庁』が国として、どういった対応をされるのか気になったので、簡潔ではあるが以下の質問をしてみた。 質問その1 韓国の戦略機動部隊である海兵隊が9月初旬に“竹島(独島)”で上陸訓練を実施すると発表したが、この演習では仮想敵である日本が“竹島”を占領した前提で行うとの情報があります。各省庁様ではこの9月の演習に向けてなにか準備をなされる予定はありますか? 防衛省「何か確定して決まっているモノは無いです。少なくともこの情報は広報サイドとしては聞いていないです。」 海上保安庁
「自衛官になるという選択肢」――最近、テレビを見ていると、こんな自衛隊の隊員募集CMをよく見かけませんか? ツイッター上でも「自衛隊 CM」で検索すると、「自衛隊のCMが多い」と感じている人が多いようです。自衛隊のCMって去年もこんなにたくさん放送されていたっけ? ニュースは尖閣諸島と竹島問題で持ち切りだし、ひょっとしてこれは戦争の前触れなのでは!? 不安のあまり防衛省に電話で訊いてみました。 記者:最近、テレビで自衛官募集CMをたくさん流してますよね? 広報官:はい、先日から放映させていただいております。毎年この時期から募集CMを放映していて、今年だけ特に投下量が多いということはありません。ただ、なるべく多くの人の目に触れるように、オリンピックは意識しました。 調べてみると、自衛隊では8月1日から、航空学生、一般曹候補生、自衛官候補生(女性)が応募受付を開始、さらに9月からは防衛大学の応
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く