北朝鮮による拉致被害者は日本政府認定だけでも17名。最初の被害者、久米裕さんが拉致されて47年が経過しようとしている。拉致問題の風化を防ぐ必要性を改めて問う。
“書きかえられた”沖縄戦 ~国家と戦死者・知られざる記録~ アジア・太平洋で膨大な戦死者を出したあの戦争から70年。日本人だけで310万人を超す犠牲に、国はどう向き合ってきたのか? そのことを考える上で、重要な場所がある。太平洋戦争末期、日米が激しい地上戦を繰り広げた沖縄だ。戦死者は軍民合わせておよそ20万人。沖縄県民だけで12万人に上る。日本軍は、アメリカ軍の本土侵攻を食い止めるため、沖縄で"時間稼ぎ"のための持久戦を展開。深刻な兵力不足を補うため、学生や女性、老人までもさまざまな形で戦場に"根こそぎ動員"した。日本軍が潜む地下壕(ごう)やガマと呼ばれる洞窟に、軍民が混在する状況が生まれ、アメリカ軍の無差別の攻撃の中で、住民の犠牲も拡大していった。戦後、国は、沖縄県民の4人に1人という甚大な犠牲に報いるために、ある支援制度を拡大していく。軍人・軍属の遺族を支援するための「戦傷病者戦没者遺
理化学研究所の小保方晴子研究ユニットリーダーが3年前に早稲田大学に提出した博士論文について、大学の調査委員会は「多数の問題箇所があり、内容の信ぴょう性、妥当性は著しく低い。審査体制に重大な欠陥、不備がなければ、博士論文として合格し、博士学位が授与されることは到底考えられなかった」と認定しました。 しかし調査委員会はこの理由について、小保方リーダーが誤って下書き段階の論文を提出した過失によるものだとしていて、博士号の学位を取り消す行為には該当しないと判断した、としています。 調査委員会の報告を受けて早稲田大学の鎌田薫総長は「報告書の内容を早急に精読した上で、委員会の報告結果を十分に尊重しながら、本学としての対応を決定してまいります」というコメントを発表しました。
地球の“地下の真実”を、知っていますか? 地震研究の最先進地・日本から、この惑星に生きる覚悟を伝えるドキュメンタリーシリーズ! 【総合】2010年1月10日(日) 午後9:00〜9:58 放送 【予告動画はこちら>】 「巨大地震はいつ、どこで起きるのか」 阪神淡路大震災から15年、その問いに迫る闘いは新しいステージに入っている。高感度地震計やGPSという最新観測技術を手に入れたクエイクハンターたちは、地球の内部を克明に捉え、「地震の巣」をピンポイントで明らかにしつつある。日本沿岸では、複数の中規模地震がわずかな誤差で予測可能になってきた。巨大地震の発生時期の解明につながる可能性を秘めたサインも世界各地で観測されるようになった。さらに、世界各地に眠る地層の痕跡を読み解くことで、これまで記録がなく「空白域」とされてきた地域に迫る巨大地震の可能性が次々とあぶり出されている。アメリカでは先住民族
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