まず、SIA(スバル・オブ・インディアナ・オートモーティブ)で行なっていたトヨタ「カムリ」の受託生産が5月末で終了。7月には、SIAで北米向け「アウトバック」の生産が開始されます。これによって、グローバル生産台数は103万台に到達。ここ数年の懸案事項であった米国での「タマ不足」の解消が見込まれます。国内でも同様に納期も短縮が期待できるでしょう。 順調な業績見通しによって、110万台+αとされた「際立とう2020」における最終目標台数も、10万台を上乗せした120万台+αに変更されます。際立とう2020では、販売台数の伸長を第一義としていません。個性の際立つ存在感のある、強いスバルブランドを構築することを目的としています。ただ、計画が順調に推移しているのは間違いありません。 今回の決算発表の中で、新型車投入計画も明らかにされました。2016年のインプレッサの発表以降、1年に1モデル以上の新型