今季から技術レギュレーションが刷新されたことでマシンも大きく変更されたため、シーズン序盤、フリー走行はレギュラードライバーが走り込む機会に当てられた。シーズン後半に突入しても、熾烈なコンストラクターズランキング争いを繰り広げているチームもおり、レギュラードライバーがFP1を走る傾向は続いている。 加えて、予算制限レギュレーションが導入されていることで、2017年メキシコGPでフォース・インディアからFP1に出走したアルフォンソ・セリスが引き起こしたクラッシュのような、ルーキーが高額な損害を与えることにチームはこれまで以上に警戒している。 今季は残り6戦。ルーキーをフリー走行で乗せる機会も6回だが、うちサンパウロGPはスプリント形式でのレース開催のため、予選前のフリー走行が1回しかないことを考えると、そこでの起用はありえないだろう。 つまり、2度のルーキー起用の義務を果たせていないチームは、