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歴史に関するushi1019のブックマーク (33)

  • 「日本人はなぜ戦争へと向かったのか」第1回、第2回を見て(追記あり) - Apeman’s diary

    この番組について書く前にとりあげたいもあり、また第3回、第4回も見たうえで評価したいということもあって、とりあえず思ったことを漫然と書いておくことにする。 1月16日に放送された第2回「巨大組織“陸軍” 暴走のメカニズム」について、hokusyu さんが次のようにコメントしておられる。 昨日のNHK戦争話は、まあ実証歴史学の罠というか。よくあるホロコースト機能派批判がそのまま通用してしまう感じ。つまりカタストロフがあたかも「運命」であったかのように物語られることですが。 (http://twitter.com/#!/hokusyu82/status/26857725812019200) たしかに「暴走のメカニズム」といったタイトルは視聴者にそうした「物語」を暗示しかねない。第1回の導入部では当時の軍・政府関係者の戦後の発言が紹介されていたが、佐藤賢了の次のような発言*1は「カタストロフ

    「日本人はなぜ戦争へと向かったのか」第1回、第2回を見て(追記あり) - Apeman’s diary
  • よさこい高知歴史木漏れ日 (71)龍馬の姉・坂本栄のこと

  • マクニール「世界史」はスゴ本

    800ページで世界史を概観できる名著。 「シヴィライゼーション」という文明のシミュレーションゲームがある。暇つぶしのつもりで始めたのに、暇じゃない時間まで潰されてしまう危険なゲームだ。マクニール「世界史」もそう。それからどうなる?なんでそうなる?に次々と答えてくれる書は中毒性が高く、読むシヴィライゼーションといってもいい。 ゲームのように面白がれないが、ゲームのように熱中して、マクニール「世界史」の最新完訳版を読む。世界で40年以上にわたって読み続けられており、blog/twitter/tumblr でスゴいスゴいと噂には聞いていたが、たしかに素晴らしい。何が良いかっていうと、「眠くならない歴史」であるところ。 話は少しさかのぼる。流行に乗っかって教科書開いたはいいが、あれだね、睡眠導入剤として最適だね、山川世界史。パブロフのなんちゃらのように、開いた途端、急速に眠くなる。「メソポタミア

    マクニール「世界史」はスゴ本
  • 第2回 勉強すべき総量とは、人々が未来に備えるために必要な総量だ:日経ビジネスオンライン

    山岡 こののスタイル、「大学の先生が中高生に近代史を授業として語る」という形がとても効果的でしたね。 加藤 ありがとうございます。 山岡 暗記ものではない歴史の面白さがあふれていますよね。自分の中学、高校の歴史の授業がもしこんなふうだったら…。 加藤 「日史を大学で教えるのは遅いんじゃないか」と、実は常々思っていたんですよね。といいますか、近現代については、地理、世界史、日史はもう、ごたまぜで学んだ方が面白いのではないかと。 歴史は「ごたまぜ」で面白く教えよう 山岡 ごたまぜに。 加藤 はい。例えば、前回もお話ししましたが、先日、新潟県の高田というところにお邪魔しまして、ここは1910(明治43)年に、蒋介石が来た場所です。彼は高田野砲第19連隊に入隊し、近年明らかになった日記に拠れば、そこでの経験は生涯にわたる影響を与えたとされています。 辛亥革命が起こる前年に日に来た蒋介石は、

    第2回 勉強すべき総量とは、人々が未来に備えるために必要な総量だ:日経ビジネスオンライン
  • 「加藤陽子先生に聞く」連動企画・書籍一覧:日経ビジネスオンライン

    ほんの一部への感想で恐縮です。 田中角栄氏の理念と行動が少し分かりました。「日列島改造論」が出版された当時、私は工学部学生で新左翼のシンパでしたが、角栄さんは同書が「そんなに面白いなら是非わしも読んでみよう。」と言ったとか、皆で冷やかしたことを思い出しますが、そんなことは無かったんですね。反省します。 ところで、山岡様の説明は当に良く分かり最もなのですが、現政府の方々は、この辺に関してどの程度の情報分析をされ、どのように政策に生かすことが出来るのでしょうか。民主党の生活者側の視点のみで作られたマニュフェストだけでは語られない部分が多くあるのでかなり心配に感じます。 もうひとつ、小学校時代からの戦争オタクの私としては、NHKの爆問の番組に出演されたのを契機に、加藤先生の近代戦争分析にも注視されます。(2010/01/11)

    「加藤陽子先生に聞く」連動企画・書籍一覧:日経ビジネスオンライン
  • 第1回 日本のそれぞれの町に、それぞれの「坂の上の雲」がある:日経ビジネスオンライン

    「普通のよき日人が、世界最高の頭脳たちが 『もう戦争しかない』と思ったのはなぜか?」 2009年7月に出版され、15万部越えの大ヒットとなった 『それでも、日人は「戦争」を選んだ』。カバーの惹句に激しく引きつけられ、興味を抱いて早々に購入はしたものの、実は最初は棚に置きっぱなしでした。なんだか、お説教っぽいじゃないんだろうか。そもそも、戦争のことで、今更教えてもらうようなことが(しかも、女性にだ!)あるんだろうか。こちとら小学生から『坂の上の雲』を読んで、佐藤大輔の架空戦記に耽溺した「マニア」だぞ!? と。 そのひどい偏見を破ったのは、やはり女性でした。いつのまにかが通勤途中で読み始め、「ねえ、これ、ものすごく面白くて分かりやすいね」と話しかけてきたのです。しまった、とから取り上げ、読み出したらもう驚きの連続でした。 「戦争」とは具体的には何を目的とする行為なのか、朝鮮半島が勃

    第1回 日本のそれぞれの町に、それぞれの「坂の上の雲」がある:日経ビジネスオンライン
  • 世に倦む日日 NHKドラマ『坂の上の雲』 - 遺族による司馬遼太郎の遺命の裏切り

    私は『坂の上の雲』のテレビドラマ化に反対の立場である。こうして放送が始まった以上、番組を見て楽しんで批評するしかないが、この作品は映像化するべきではなかったし、絶対にして欲しくなかった。それは何より、原作者の司馬遼太郎自身が、生前、『坂の上の雲』の映像化を頑なに拒否していたからである。このことは、司馬遼太郎の読者であれば誰でも知っている。その理由は「軍国主義に利用される恐れがあるから」だった。この遺言は、司馬遼太郎が残した言葉の中でも重いもので、読者は重く受け止めるし、関係者もまた重く受け止めて当然だろう。私は、『坂の上の雲』がこんなに早く映像化されるとは思わなかった。誰が司馬遼太郎の遺命に背いて作品の映像化をアプルーブしたのか。NHK出版から出ているガイド『スペシャルドラマ・坂の上の雲・第1部』を読むと、司馬遼太郎記念館館長の上村洋行が登場して、「なぜ、今、映像化に踏み切ったのか」につ

    ushi1019
    ushi1019 2009/12/07
    「司馬遼太郎自身、映像化をしないほうがいい、と考えていましたから。」
  • サービス終了のお知らせ

    サービス終了のお知らせ いつもYahoo! JAPANのサービスをご利用いただき誠にありがとうございます。 お客様がアクセスされたサービスは日までにサービスを終了いたしました。 今後ともYahoo! JAPANのサービスをご愛顧くださいますよう、よろしくお願いいたします。

  • 緩やかに弧を描いて並んだ医学生たちの遺骨:日経ビジネスオンライン

    (その1から読む) (その2から読む) 土山 秀夫(以下、土山) 外務省の担当者がこう言ったんですね。「今まで外務省に面会を申し込んできた人たちはほとんどが『外務省はけしからん、日政府はけしからん』の一点張りで、じゃあ、どうすればいいのか、何1つ提案をしてくれなかったと。それが、先生方の、シンクタンクみたいなところが初めて、我々だったらこうする、という提案を次々と持ち込んでくださった」と。 伊東 乾(以下、――) 素朴な感情論だけでは核軍縮もできないし、核兵器の廃絶もできないという、明白な事実がある前で、どこまで現実的に考えていけるか、ということだと思います。またもう一方で、素朴な感情に基づく核武装論もよく見かけます。 そういう右傾化した議論の中には、それ自身、根拠の希薄な感情論であるのに、自分がロジカルだと思い込んでいるケースも見かけますが・・・ある種の軍事評論家みたいな人ですが・・・

    緩やかに弧を描いて並んだ医学生たちの遺骨:日経ビジネスオンライン
  • 医学生として原子野で見た長崎 (6ページ目):日経ビジネスオンライン

  • “100万円道路”の村が古代史の里に:日経ビジネスオンライン

    したがって、あらかじめ投宿先を決めておくことはなく、いつも、行き当たりばったり、体力と気分で宿を取る。このときも、いきなり、むさくるしい格好で玄関に立ち、一晩の宿をもとめた。 車から下ろした大仰な機材を見た女将が「何かの撮影ですか」と訊ねた。「蛍です」と応えた。たったそれだけの短い会話が、この村の、神門という土地の、想像を絶する奥深い風土に触れることになるとは、思いもよらないことだった。 壬申の乱、古代朝鮮、百済と新羅、白村江の戦、百済王族の亡命、そして西の正倉院建設、韓国元首相や歴代韓国駐日大使の来村…。 日向から椎葉へ至る国道は、狭く、曲がりくねっていた。1時間ほど走ったところで、おやっ、と思い、車を急停車させた。バス停の名が「卸児(おろしご)」となっている。さらに行けば「ながされ」「児洗」とつづく。「うぶの」という集落もあった。不思議な感慨を抱いて看板を撮影していった。やがて国道脇に

    “100万円道路”の村が古代史の里に:日経ビジネスオンライン
  • 韓国と共に考える科学技術の未来:日経ビジネスオンライン

    気になる記事をスクラップできます。保存した記事は、マイページでスマホ、タブレットからでもご確認頂けます。※会員限定 無料会員登録 詳細 | ログイン 世の中には思いもかけないことがあるものです。昨年の10月7日、たまたま私は日経ビジネスオンライン編集部で「日人3人にノーベル物理学賞」という第一報を聞き、予定を変更してその週の金曜日に「日にノーベル賞が来た理由」という記事を書きました。これが予想外に多くの読者の目に留まり、初日だけで20万ほどアクセスがあったことから、編集部からのリクエストもあってシリーズで書くことになったものでした。 またやはりリリース初日、読者としてこの記事を読まれた朝日新聞出版のU社長から、新書化できないかという相談がやはり編集部を通してありました。日経BP・朝日両社の相談の末、ウェブの連載と並行して『日にノーベル賞が来る理由』という書籍をまとめることになったわけ

    韓国と共に考える科学技術の未来:日経ビジネスオンライン
  • 「人道的配慮」で導入されたアウシュヴィッツ:日経ビジネスオンライン

    読者の皆さんは、ナチス・ドイツの絶滅収容所が「人道的配慮」から建設された、という話を聞いたことがあるでしょうか? 私もつい最近まで、こんな話は全く知りませんでした。しかし悪質な冗談などではなく、極めて身勝手なナチス側の「人道的配慮」で進められたことを、史料を通じて最近認識したものです。 前回も触れましたように、ナチス・ドイツ政府は、極秘に進められた国の「公共事業」である民族浄化、つまり欧州全体のユダヤ人を絶滅させる「ホロコースト」を「経済政策」として進めてゆきました。その途中で、様々な「人道的配慮」を払いながらエスカレートさせていった、というのです。ドイツ政府は、ものごとの根で決定的に誤った判断を下しながら、具体的な施策段階では、極めて「合理的」に計画を実行した、そこに「人道的配慮」があった、と戦後の裁判で被告人たちが述べているものです。 この「人道的配慮」は前回ご紹介した「ヴァンゼー会

    「人道的配慮」で導入されたアウシュヴィッツ:日経ビジネスオンライン
  • asahi.com:石田三成の軍師がモデル、「しまさこにゃん」 滋賀 - 文化一般 - 文化・芸能

    石田三成の軍師がモデル、「しまさこにゃん」 滋賀 2007年06月13日13時55分 「しまさこにゃん」をご存じだろうか。安土桃山時代に佐和山城を居城とした石田三成の家臣、島左近をモデルにしたキャラクターだ。国宝・彦根城築城400年祭のマスコットキャラクター「ひこにゃん」ほどには知られていないが、味のある面構えの黒いかぶと姿は、なかなか凜々(りり)しい。ユニークなところもいっぱいあって憎めない存在だ。 あづち信長まつりに参加した、しまさこにゃん。グッズの売り子も務めた。右はやまもとひまりさん=3日、滋賀県安土町下豊浦で ●飲んべえ? 「二日酔いで、ダウンしてるのかな」。しまさこにゃんが出没することが多い日曜日の彦根城で姿が見えないと、売店の女性はそんなことを考える。彼は辛口の日酒や芋焼酎が大好き。酒の肴(さかな)にするのか、フナずしにも目がないという。 今月3日、彦根城から南西に約20キ

  • ガツンときたスゴ本「パレスチナ」

    アメリカ人のジャーナリストから見た「パレスチナ」が迫る。 書を稀有なものにしているのは、「マンガ」なところ。画き手はジョー・サッコというマンガ家。フォト・ジャーナリストではなくコミック・ジャーナリスト、つまりマンガでパレスチナ問題に斬りこんでいるのだ。著者は1991年にヨルダン川西岸地区とガザ地区を訪れ、専ら占領地区のパレスチナ人にインタビューをする。そのときの感情、状況、境遇をつつみ隠さず、あまさず描きつくす。下手な物語化なぞせず、自分自身が登場し、一人称で語る。 いわゆる「マンガで分かる」ものではないことに注意。「分かりやすさ」なんぞ、これっぽっちも無い。入り組んだ主義・信条・身の上話をそのまま画き下す。「アラブ対ユダヤ」あるいは「イスラーム対イスラエル」といった対立構図を見ることも可能だが、さらに相対化され、「そうした構図で見ている人」として画かれている。 この相対化というか、取材

    ガツンときたスゴ本「パレスチナ」
  • 白洲次郎 | NHKドラマスペシャル

    昭和―物のGentlemanがいた 白洲次郎・伝説の生涯を初ドラマ化! 白洲次郎の骨太なダンディズム。己の良心のみを信じ、輝かしい未来を夢見て、「敗戦」「占領」から「独立」へ激動の昭和史を生きた一人の侍のジェントルマン道を描いていきます。 【放送予定】第1回…2009年2月28日(土)総合午後9:00〜10:29 第2回…3月7日(土)総合午後9:00〜10:29 第3回…2009年中

  • 逆境下のリーダーシップ - @IT自分戦略研究所

    IT自分戦略研究所ブックシェルフ(88) 逆境下のリーダーシップ @IT自分戦略研究所 書評チーム 2009/2/5 ■逆境のいま必要なのは? ……戦略の質 戦略の質 野中郁次郎、戸部良一、鎌田伸一、寺義也、杉之尾宜生、村井友秀(著) 日経済新聞社 2008年7月 ISBN-10:4532194628 ISBN-13:978-4532194628 945円(税込み) 「戦略」という単語は便利だ。経営戦略、マーケティング戦略、戦略的思考、そして自分戦略。戦略を付けることで知的な印象が増す。実のところ戦略とは何か? 書は、『失敗の質――日軍の組織論的研究』の執筆陣がその続編的な位置付けとして著したものだ。戦略の質が最も顕在化するケースとして、圧倒的に不利な状況で逆転した戦争を取り上げる。 毛沢東の反「包囲討伐」戦:国民政府軍に粘り勝った紅軍 バトル・オブ・ブリテン:ドイツにイ

  • 世界王者、ジャーナリスト、 そして“弱者”だった男:日経ビジネスオンライン

    200万人ものアメリカ市民が参列した第44代アメリカ合衆国大統領就任式の前日、ひとりのプエルトリカンがこの世を去った。 生前、彼はオバマ新大統領について、こんな風に話していた。 「非常にスマートな男だね。ついに人種の壁が破られたんだなぁ。オバマの勝利は私にとっても大きな意味がある。合衆国は移民の国なのだから、様々な人種がお互いの良さを認め合って、いい国を作ってほしい。当に期待しているよ」 2009年1月19日の午前4時30分、ホセ・トーレスは自宅で心臓発作に見舞われた。長く糖尿病を患ってはいたものの、前夜までジャーナリストとして原稿を執筆しており、まさに突然の死だった。享年72。 1956年のメルボルン五輪に星条旗を背負って出場し、銀メダルを獲得したトーレスだが、昨年11月4日の大統領選挙には投票できなかった。理由は、彼がプエルトリコ島に住むプエルトリカンだからである。 プエルトリカン

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  • こんな部長になりたい!『チェ・ゲバラ伝』 ~30代ビジネスマンよ、大志を抱け:日経ビジネスオンライン

    気になる記事をスクラップできます。保存した記事は、マイページでスマホ、タブレットからでもご確認頂けます。※会員限定 無料会員登録 詳細 | ログイン カストロが社長なら、チェ・ゲバラはさしずめ部長といったところだろうか。 ただ今、映画が公開され再び脚光を浴びている、革命の闘士チェ・ゲバラ(アカデミー助演男優賞俳優ベニシオ・デル・トロが演じる)。とりわけ若者から熱狂的な支持を得ているらしい。読者の中には、「何を今さら」「俺も若い時、ゲバラTシャツ(あご髭にベレー帽の肖像)、着ていたよ」という人もいるだろうが、簡単におさらいしよう。 1928年、アルゼンチンの裕福な家庭にゲバラは生まれた。1950年代後半、キューバ革命軍に唯一の外国人として加わり、盟友フィデル・カストロ(前国家評議会議長)などと共に当時のバティスタ親米政権の政府軍を戦闘の末に倒した。 キューバ革命の目的は、金持ちの支配者階級で

    こんな部長になりたい!『チェ・ゲバラ伝』 ~30代ビジネスマンよ、大志を抱け:日経ビジネスオンライン
  • アウシュビッツを生き延びた人たちのすざまじい書物:日経ビジネスオンライン

    ナチスの強制収容所の大量虐殺はホロコーストと呼ばれる。なかでも、強制収容所でもっとも悲惨だったところは、アウシュビッツであって、ポーランドの片田舎の広大な荒れ地に建設された。ヒトラーの人種浄化政策によって送り込まれたドイツやポーランド、東欧のユダヤ人たちがおよそ600万人という規模で、大虐殺された収容所である。 書は、チェコスロバキアで1934年に生まれたトミーという少年の物語で、トミーを一人称にして語られる。トミーが父母と共にアウシュビッツに送り込まれたのは44年のことだった。強制収容所ではユダヤ人たちはほとんど紙屑同然に扱われた。 人間ではなく、単なる余計なものとして遇され、チクロンBという、猛毒の青酸性のガスを噴出するガス室に放り込まれた。ユダヤ人たちの運命を分けたのは、ドイツ人守衛の小さな首肯だけだった。トミーは時に運良く、時に聡明にガス室行きを逃れて、ドイツの敗戦と共に終戦とな

    アウシュビッツを生き延びた人たちのすざまじい書物:日経ビジネスオンライン