IoT(モノのインターネット)市場が拡大する中で、エッジ側の機器制御で重要な役割を果たすことが期待されているリアルタイムOS(RTOS)について解説する本連載。第50回は、イタリア発のRTOS「BeRTOS」を紹介する。
IoT(モノのインターネット)市場が拡大する中で、エッジ側の機器制御で重要な役割を果たすことが期待されているリアルタイムOS(RTOS)について解説する本連載。第50回は、イタリア発のRTOS「BeRTOS」を紹介する。
2006年11月からテレビや新聞で繰り返し紹介された「銚子電鉄」は、自社で販売するぬれせんべいの購入を呼びかけ、その売り上げを車両の検査などの安全対策費用にあて、窮地をしのぎました。この、現代のおとぎ話のような復活劇の陰には、インターネットによる情報発信の力があります。銚子電鉄をめぐる騒動は、ホームページに掲載された一つの文章から始まったのです。 このエピソードは、地方景気の後退にあえぐ中小企業や、インターネットによるコミュニケーションで悩む企業にとって、大きなヒントとなるものです。この連載では、銚子電鉄で鉄道部の次長をつとめる向後功作氏に、「ぬれせんべい騒動」から見えてきたネットの可能性について語っていただきます。 (本連載は、向後氏が1年にもおよぶ騒動をまとめた単行本『がんばれ! 銚子電鉄 ローカル鉄道とまちづくり』をWeb向けに再構成したものです) 「銚子電鉄」というローカル鉄道をご
週次サイクルマネジメントに学習と能力開発を組み込むという提案に対して、現場から懸念の声が上がった。理想の追求はやはり難しすぎるのだろうか。例によって、島さん、大町さんを交えてディスカッションだ。6つの懸念が出されているわけだが、どう考えたらよいだろうか? ますます業績一辺倒、短期的成果志向の風土になり、長期的視点がなくなるのではないか(ライン部門)。 このために現場の生産性を落とすことはできない(ライン部門)。 あまりにも業務密着にすると、従業員にとってキャリア形成の道筋が見えなくなりモチベーションが下がるのではないか(スタッフ部門)。 全社的な視点での次世代リーダー育成などができなくなるのではないか(スタッフ部門)。 PDCAを回すサイクルは職場や個々人ごとで合ったものでよいのではないか(ライン・スタッフ両部門)。 オーナー企業ではない当社に持ってくるためには相当なコミュニケーションの工
新年の抱負を胸に、未踏のキャリアに挑戦しようと人々が希望に燃え、職探しを始める1月は、一年の中でも転職活動が最も盛んになる時期だ。彼らの活動が実を結んだ場合は、年が明けてから数カ月の間に大量の離職者が出ることになる。 現在の仕事への不満から転職を考えたケースが大半を占める彼らにとって、退職の日は何より喜ばしい一日だろう。パテーションの間を走り回り、「ようやく辞められる! きゃっほ~!!」と叫び出す誘惑にかられる人も、少なからずいるはずだ。 だが、いくらそうすることで一時的に気が晴れるからといって、仕事も上司も気に入らず、新しい職場に移るのが待ちきれないからといって、クビからうまく逃げおおせられたからといって、オフィスで大喜びするなど愚の骨頂だと、転職関係の専門家は警告する。 以前の同僚に信用照会を頼む可能性が出てくるかもしれないし、狭い業界であるだけに、その元同僚と再び席を並べることも考え
毎日、人材紹介会社のコンサルタントは転職希望者と会う。さまざまな出会い、業務の中でこそ、見えてくる転職の成功例や失敗例。時には転職を押しとどめることもあるだろう。そんな人材コンサルタントが語る、転職の失敗・成功の分かれ道。 年齢とともに 正社員であってもフリーエンジニアであっても、会社や顧客から求められるものは、年齢によって変わっていくのではないでしょうか。 具体的に見ていきましょう。 20代で必要なことは何でしょうか。基本的には、意味は分からなくてもいいから、とにかく目の前の仕事をこなしてほしいというのが、上司などの本音ではないでしょうか。これをITエンジニアで考えると、とくにく実装技術を磨いてくれ、というところでしょうか。基本的には言語やOS、データベースといった技術スキル(開発・実装中心、下流工程)を磨くことが重視されるはずです。その人への評価も、技術スキルや開発した成果物によって評
新年早々に掲載する原稿を書くのは結構難しい。年初であるから、暗い話を書くわけにはいかないし、といって2008年がどういう年になるか、正直言ってよく分からない。年末年初に「どういう年になりますかねえ」と取材先から尋ねられることが時折あるが困ってしまう。あるユーザー企業の開発プロジェクトがどうなるかとか、ベンダーが喧伝している新しい技術は受け入れられるか、といった個別具体的な案件なら答えられるものもあるが、2008年全体を通してどうかと聞かれると首をひねらざるを得ない。 その一方、「経営とIT」サイトの編集長を名乗っている以上、ITpro恒例の新年企画「編集長の眼」には登場したい、という気持ちもある。経営とITサイトは「経営とIT新潮流」と、「EnterprisePlatform」という二つのサイトから構成されており、ITproと「日経ビジネスオンライン」、そして「日経コンピュータ」をはじめと
コラム〜リサーチャーの日常 人生を通じてマッチクオリティーを追求する 知識の幅が最強の武器になる という本で初めて知った「 マッチクオリティー 」という言葉は、経済学の用語で、ある仕事をする人とその仕事がどれくらい合っているか、その人の能力… 2021.05.04 2021.05.13 311 view 2.ビジネスリサーチの情報収集 日常的な情報収集・整理術(Feedly+Dropbox) 【 ビジネス 情報収集 と 情報整理 の基本 】いま目の前にあるリサーチプロジェクトとは別に、普段からデジタル時代の「新聞 切り抜き」に相当する情報収集・整理を行う必要が… 2021.02.10 2021.05.08 289 view 5.ビジネスリサーチのビジネスモデル ビジネスリサーチがアウトソースされる理由 ビジネスリサーチを社外に依頼する理由①〜信頼できる人「すべては依頼から始まる」からでも書
本連載では,「意思決定の品質」を高めるために効果的な手法を紹介する。今回は第1弾として,良い意思決定のために不可欠な「フレーミング」のテクニックを取り上げたい。フレーミングとは,「そもそも何のために意思決定をするのか」「今ここで決めるべきことは何か」など,目的や前提事項を明確に設定し,関係者の間で共有することを指す。フレーミングに有用な2つのツール,「ビジョン・ステートメント」と「ディシジョン・ヒエラルキー」も紹介する。 宮本 明美 インテグラート 代表取締役社長 何らかの意思決定をする際,そこに参画するメンバーの間で「目的」や「前提条件」などが噛み合っていなかったら,適正な議論はできませんし,議論そのものが収束しない可能性もあります。これは,極めて当たり前のことです。しかし,意思決定の現場をいろいろ見てきた経験から言って,意思決定の目的や前提条件をきちんと設定し,共有できていない組織が大
どうやったら、部下のモチベーションを上げられるだろうか? 前回は、この質問をキッカケに、若くして部長となった友人と、とある会合後の打ち上げで、意気投合して、つい話し込んだ、仕事のモチベーションについての対話から、まずは、モチベーションを議論する前に認識しておくべき2つの前提のうち、 前提1 「他人に、本人のモチベーションをあげることはできない」 について書いた。当然だが、残りの2つめの前提が、今日のテーマである。ということで、いつものように、今日も質問からスタートする。 貴方が、どうやってもモチベーションが上がらない場面を想像し、それがどういう状況か、説明してください 読者の中には、そんなケースは思い当たらない、と答える方もいるかも知れないが、想像力を働かせて、無理やりにでも考えてみてほしい。きっと、何かは思い当たることがでてくるものである。そして、 自分が病気の時 子供が病気の時 お金の
特集「イノベーションで切り拓く新市場」が、「ザ・ターニングポイント ~イノベーションの軌跡」として装い新たに再スタートを切りました。動画番組もテキスト記事も今まで以上にパワーアップしてお届けします。人材育成のために成果主義を見直し、改良する企業が増えています。番組ではそうした企業の例として日産自動車、住友商事、積水化学工業を取り上げ人事担当者にインタビューを行いました。ぜひご覧ください。 ※上記でご覧になれない方、またはOSがMACの方はこちらから (システム条件がWindows XP Service Pack 2 or Vista以降で、Quicktime7.2が必要です。MACの方は、Mac OS X v10.3.9とv10.4.9以降。必要に応じてインストールをお願いします。 Quicktime:windows/Mac) ※iTunesの登録はこちらから また、Windows Vis
メンバーの「モチベーション」という目に見えない問題に対して、PMOならではの役割がある。「現場の悩みを引き出しやすい面談の場作り」をプロジェクトマネジャやチームリーダーに助言したり、マネジメント層とメンバーとの“橋渡し役”として、現場の悩みやモチベーションの状態を見える化したりすることに注力できる。 今井 昌史 マネジメントソリューションズ 進捗会議の一コマ。いつものように2人のチームリーダーがプロジェクトマネジャに進捗を報告し始めました。しかし、Bチームリーダーの報告は、かなりあいまいな内容でした。 プロジェクトマネジャ:「Aチーム、Bチームの進捗状況を報告してください。では、まずはAチームからお願いします」 Aチームリーダー:「はい。現在顧客抽出条件に関する質問の回答待ちで基本設計が2日ほど遅れていますが、先行して詳細設計のうち抽出条件に直接関係のない部分を実施していますので、今週末ま
「お前みたいな子はいらん!」。 子供のころ,度を越した悪事を働くと,親にこう言ってしかられた。この言葉,「ほめて伸ばす」という今どきの教育論からはいかがなものかと思う。だが,親は親なりにわが子の行く末を案じていた。「まともな大人になってほしい」という願いと「なんで言うことをきかないのか」というじれったさが相まった表現が,「お前なんかいらん!」だったのだろう。まさか,本当に「いらん!」とは思っていなかった(はずだ)。 こんなSEはいらない! 岩井孝夫著 税込価格1470円 日経BP出版センター ISBN:978-4-8222-2982-5[画像のクリックで拡大表示] ずいぶん昔のことを思い出したのは,ある書籍の編集を担当したからである。その書名を,「こんなSEはいらない!」という。この書籍は,岩井孝夫氏が「日経ITプロフェッショナル」と「日経SYSTEMS」の2誌に連載したコラム「こんなIT
ポジティブフィードバックという現象がある。会議室などで、マイクがひろったちょっとした音をアンプが増幅し、再びマイクがひろってしまい、キーンと耳障りなハウリングが起こってしまう現象だ。社内の悪口もこうしたポジティブフィードバックが起こりやすい。 ネガティブフィードバック(負のフィードバック、負帰還)という言葉を知っているだろうか。あるベクトルの出力が逆の方向(負)で再入力(フィードバック)され、出力が安定したり、ついには衰えて失われたりすることだ。ちょっと例えが微妙かもしれないが、秋空の下、山々に向かって「おーい」と叫ぶと、「おーい」「おーい」「おーい」とこだまする。だが次第に小さくなり、ついには聞こえなくなってしまう――こんなことをイメージするといいかもしれない。 この逆のポジティブフィードバック(正のフィードバック、正帰還)という現象もある。会議室などでマイクを使って説明するシーンを浮か
社内の悪口はポジティブフィードバックする。だが、この悪口より性質が悪いのは「ウソ」だ。会社の損害を与えることもあるし、ビジネスパーソンとしての人生を終わらせるぐらいのダメージを被ることもあるのだ。 230年以上の伝統を誇る英国の投資銀行、ベアリングズ銀行は1995年、8億ポンド(約1300億円)以上もの巨額の損失を出し倒産した。 この損失は、同銀行のシンガポール支店に駐在していた1人の責任者による小さな“ウソ”から始まった――。1992年に数万ポンドの損失を出した時、その責任者は本社に報告をしなかった。金額としては小さくはないが、銀行の中ではきちんと説明をすれば、処理できる範囲のはずだった。 これを隠したため、同様の損失を次々と同じ方法のウソで固めていった。その結果、3年後に銀行そのものをふっ飛ばすほどの損失になってしまったのである。 ウソに悪気はないが…… ウソは、2つの結果を引き起こす
本連載では、あらためて中小製造業がIoT導入を進められるように、成功事例を基に実践的な手順を紹介していく。第2回のテーマは「IoT導入成功に向けた進め方」だ。経営者が何をすべきかを中心に解説する。
同氏は京都大学を卒業して日立電子に入社、ミニコンピュータシステムのエンジニアとしてキャリアをスタートさせる。その後は、Digital Equipment Corporation(DEC)日本法人のマーケティング担当取締役、インフォミックス、ノーザンテレコム(現ノーテルネットワーク)両日本法人のCEOなど、外資系ハイテク企業の要職を歴任、2001年にはアメリカのeラーニング会社、ドーセントの日本法人を設立して社長に就任した。2003年4月、グーグルに、副社長兼日本法人の代表取締役社長として入社し、現在に至る。 そもそもグーグルに招かれた経緯から始まり、同社の知られざる社内事情と今後の戦略、個人的に関心を持ち続けている人工知能研究のことからビジネスに必要な知識を瞬時に得る方法、そしてネットと広告との関わり方まで、余すところなく語っていただいた。 司会は日経ビジネスオンライン副編集長の山中浩之と
ITベンチャーが苦戦する中、右肩上がりの成長を続けるDeNA。 特に、携帯電話でゲームを楽しめる「モバゲータウン」が大ヒット。 ヒットの裏には、南場社長の緻密な分析と戦略があった。 私は、ビジネスの世界は数字がすべてだと思っています。だって、言葉では何とでも言えるでしょう。「このゲームが売れないのは、内容の面白さをユーザーが理解してくれないから」とか言い訳する余地を与えてしまう。でも、数字では嘘をつけないし、言い訳もできない。 利益は会社の“通信簿”です。私たちの活動がどれだけ社会に貢献し、付加価値を提供できているか、それを測る尺度が利益です。お金を払ってまで、私たちのサービスを使ってくれる。これは本当にすごく、喜ぶべきことです。 こう言うと営利主義と批判する人もいると思いますが、利益が出ないと企業活動は続けられない。つまり、利益という数字を追求すること自体は何の問題もない。しかし、そ
前回は,チェック表に基づいた具体的な文書添削の方法を説明しました。このように,私は"仕事に役立つ7つの科目"を坂本に教えていました。 (1)文書 文書に関する知識,ノウハウ。報告書,企画書,メール,メモなどがテーマ。 (2)仕事の段取り 仕事の進め方,準備など段取りに関する知識,ノウハウ。計画書,課題管理,指示書,会議運営などがテーマ。 (3)説得的会話 説得的会話,交渉,断りに関する知識,ノウハウ。説得的会話,交渉,断り,会話のパス,リバース話法などがテーマ。 (4)ヒューマンマネジメント ヒューマンマネジメントに関する知識,ノウハウ。モチベーション,ミッション,行動のインセンティブなどがテーマ。 (5)思考力 思考力に関する知識,ノウハウ。発想法,ブレスト,意見収集などがテーマ。 (6)情報収集力 情報収集関する知識,ノウハウ。人脈の作り方,ビジネスマッチング,価値ある情報の選び方など
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