格安運賃で営業する全国の二十九タクシー事業者に、国が値上げするよう勧告した。過当競争を避ける狙いで施行した法律に基づくという。消費者利益を無視した規制強化であり、理解できない。 タクシー行政は、規制緩和と規制強化が続き、揺れ動いてきた。小泉政権時の二〇〇二年に新規参入を原則自由化する規制緩和でタクシー台数が増えた。消費者には歓迎の声が強かった一方で、業界からは「台数が増えすぎ、価格競争が起きて運転手の過重労働や賃金低下、事故増加を招いた」と不満が出た。
ブラマヨ吉田が不用意な発言で叩かれているわけだが、深い怒りしか感じない。 このさいハッキリと言ってやるが、河本氏に関しては、不正受給云々に関して、少なくとも突っ込まれる余地を残したという点では、ちょっとばかり否はあったかなと思う。 確かにプライバシーの問題とか、あるいは親を供養する義務が存在するとか、その辺りはいろいろと問題があるかもしれない。 しかし、それに対して無理矢理「在日」であったり、不正受給者を厳しく取り締まれとかやりやがった。お前らは本当に生活保護を申請する時の苦労を全く知らない。 生活保護をもらうための二つの壁生活保護をもらうための壁は二つ存在する。 まず一つが水際作戦だ。水際作戦とは、受給者が生活保護を申請するための、申請用紙を渡さなかったり、今日は相談だけにするといって追い返すことだ。 もう一つ。これは明確な言葉を忘れたが、生活保護を受け付けたあとに、なにかしらの生活のめ
これはいろんなテーマがやや雑多に詰め込まれた感のある本ですが、本ブログの関心からすると、何よりもまず第3章、第4章のあたりで論じられている「マイノリティ憑依」の現象が、例の赤木智弘氏を悩ませた日本的「リベサヨ」の歴史的原点を見事にえぐり出しているという点において、大変興味深い本です。 http://www.kobunsha.com/shelf/book/isbn/9784334036720 佐々木氏によると、その出発点は1965年、『ドキュメント朝鮮人 日本現代史の暗い影』という本にあります。それまでもっぱら被害者としてのみ自分たちを見ていた日本人に加害者意識を初めて提起したのです。それに続くのはベ平連の小田実。そして出入国管理法案をめぐる華僑青年の自殺から引火した華青闘の7・7告発。それらを総括するような形で著された津村喬の『われらの内なる差別』。 こういう流れを佐々木氏は「マイノリティ
橋下徹は動きが早い。矢継ぎ早に手を打つ。今や世間は「橋下ブーム」一色と言っても過言ではない。 特に敵ながら感心するのは、戦いを進める上で最大の障害になる「無能な味方」を切り捨てる一方、敵陣営に行きかねない有能な人材を籠絡して自らの陣営に確保するやり方だ。 前者の典型的な例が名古屋市長・河村たかし率いる「減税日本」の切り捨てである。読売新聞記事より。 http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20120201-OYT1T00116.htm 橋下市長、減税日本との連携に難色「政策違う」 地域政党・大阪維新の会代表を務める橋下徹大阪市長は31日夜、市役所で記者団に対し、河村たかし名古屋市長の率いる「減税日本」との連携について、「僕らは減税を打ち出さない。河村さんが減税をどんどん打ち出すなら、政策が違う」と慎重な姿勢を示した。 橋下市長は現在策定している国政向け
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