安倍晋三首相が20日、通常国会の演説で韓国について「戦略的利益を共有する」と明らかにした。一次元さらに高い関係を意味する「基本的価値を共有する」という表現は3年連続で使わなかった。一方、豪州とインドに対しては「基本的価値を共有する。連帯を強化する」と述べた。ソウルと釜山(プサン)の慰安婦少女像をめぐる葛藤に続き、京畿道(キョンギド)議会の独島(ドクト、日本名・竹島)少女像設置の動きに不満を表し、韓国に圧力を加えたものだと、日本メディアは伝えた。 安倍首相は施政方針演説で「韓国は戦略的利益を共有する最も重要な隣国」とし「これまでの両国間の国際約束、相互の信頼の積み重ねの上に、未来志向で、新しい時代の協力関係を深化させていく」と述べた。 韓日慰安婦合意直後の昨年1月は「新しい時代の協力関係を築く」と述べたが、今回は「両国間の国際約束」を新たに言及した。最終的・不可逆的な慰安婦合意を前面に出し、