毎日放送(MBS)の虫明洋一社長(59)が19日、オンラインで新春社長会見を開催し、今年の元日に放送した特別番組「東野&吉田のほっとけない人」(関西ローカル)への批判に、専務を筆頭とする社内検証チームを発足したと明かした。以前は大阪維新の会から「偏向報道」と〝口撃〟されていた同局が、なぜ「逆偏向報道」ともいえる事態に陥ってしまったのか――。 【写真】吉村知事批判を繰り返す大石晃子議員 お笑いタレントの東野幸治、「ブラックマヨネーズ」吉田敬が司会を務めた同番組では、松井一郎大阪市長、吉村洋文府知事、橋下徹氏をゲストに招きトークを繰り広げたが、一部から「政治的公平性を極度に欠いている」などと批判され、社内の番組審議委員会でも「放送である以上、不偏不党、政治的中立はどうなのか」との「厳しめの言葉」があったという。 放送前には社内でも問題視する意見があったというが、それでも放送に至ったことについて