私立大学の今春の入学定員充足率が全体で初めて100%を下回ったことが28日、日本私立学校振興・共済事業団の調査でわかった。定員割れとなった大学の割合は、ほぼ半数となった。18歳人口の減少が主な原因とみられ、今後、大学経営はさらに厳しさを増すとみられる。 【写真】早大前の老舗喫茶、コロナ禍で閉店の危機…1週間で寄付500万円 調査は1999年度から毎年行われ、今年度は募集停止などをのぞく私立大597校などが対象。入学者数を入学定員で割った入学定員充足率は99・8%で、100%を切ったのは、調査開始以降の23年間で初めて。規模別の充足率は、入学定員3000人以上が99・9%なのに対し、300人以上400人未満は95・2%などと小規模校の低さが目立った。定員割れの大学は前年度から93校増えて277校で、半数近い46・4%に上った。 18歳人口は近年、年間5000~1万8000人ずつ減ってきたが、
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