岩木山麓にある青森県弘前市の嶽(だけ)温泉郷で、昨年末から源泉の温度が急激に下がり、周辺の温泉旅館のほとんどが休業を余儀なくされている。湯量も減っており、関係者によると、源泉の設備に何らかのトラブルがあった可能性があるという。設備の工事に取りかかるには、源泉までの道路を除雪する必要があり、復旧までは時間がかかる見通し。各旅館は対応に苦慮している。 嶽温泉郷は岩木山嶽登山口近くにある人気の温泉街で、6軒の温泉旅館のほか商店や食堂がある。小島旅館の代表で嶽温泉旅館組合長の小島庸平さんによると、各旅館では、温度が80度以上ある熱めの源泉と45度程度のぬるめの源泉をメインで利用し、湯加減を調節しているという。 昨年12月28日にお湯がぬるくなり、小島さんが離れた場所にある、源泉をくみ上げる設備を確認したところ、熱めの源泉の温度は50度まで下がり、量も5分の1程度に。ぬるめの方は量はある程度あるもの
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