週1回の開催が定着している衆院憲法審査会のメンバーを「サル」などに例えた立憲民主党の小西洋之参院議員の謝罪が火に油を注いでいる。「反省」や「おわび」を記したツイッターの印刷物を謝罪文として代替するような対応に関して、13日の衆院憲法審に先立つ幹事会でも他党から不満の声が上がり、立民が期待する幕引きとはならなかった。 憲法審での謝罪を求めている維新の馬場伸幸代表は幹事会後の記者会見で、立民や小西氏への不信感をあらわにした。小西氏が11日午後6時ごろに事務所に現れ、不在の馬場氏に代わり対応した秘書にツイッターの印刷物を渡していったと説明。その上で「社会常識としておかしい。本当に申し訳ないと思っているのかどうか、大きな疑問符が付く」と述べた。 ある維新関係者は「秘書がいたからよかったものの、ツイッターの印刷物だけポストに入っていたら『怪文書』だと勘違いする。常識がない」と憤る。 自民の閣僚経験者