「3年後の死」の覚悟すると、死に向かい体が駆け上っていくのを体感 「たとえ、あと3年で死んだとしても、悔いのないように日々を生きよ」 これが本書の基本的なメッセージです。 「あと3年」というのは、本当に短い時間です。「3年後の死」をリアルに実感し、覚悟しながら日々を送り始めると、身体感覚に変容が生じ始めます。 自分の体が「死」に向かっていく。「無」に向かっていく。それを日々体感します。「死」に向かい、「無」に向かって、自分の体が駆け上っていくのが体感されてくるのです。 すると、生と死の間の「境界」が溶解し始めます。「生の向こうに死がある」という感覚はほぼ消えて、「自分はすでに死の中にいる」、そして「死の中にほんのり、儚く生が混じり入っている」。 その儚き生を生きている。人生後半を生きている人の多くが死をごまかさずに生きているならばそんな実感を持っているのではないでしょうか。 このように、私
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