こんにちは、YU@K(@slinky_dog_s11)です。 「インターステラー」より現実的で「ゼロ・グラビティ」より陽気な宇宙放流記映画、「オデッセイ」を公開日に鑑賞した。NASAの火星探索任務中の事故で独り取り残されてしまった宇宙飛行士が、植物学者の知識と持ち前の明るさを活かし、火星で黙々とサバイバルをするSF作品。次の調査隊が来るのは数年後だが、果たして食料は足りるのか、水や空気は大丈夫なのか、何とか地球と交信することは出来ないか、そもそも“生存している”ことをどう伝えれば良いのか…。度重なる死と隣り合わせの難問を科学的にクリアしていく作劇は非常に魅力的であり、「嘘」の配分がとても絶妙な作品だったと思う。 (以下「オデッセイ」の解説&感想レビュー。前半ネタバレ無しです) ※※※ 「オデッセイ」は邦題であり、原題は「The Martian」。原作小説の邦題が「火星の人」として出版されて
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