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ブックマーク / www.ryoanna.com (5)

  • 世界との関わり方が変わる10冊 #2015 - RyoAnna

    今年の夏頃からブログの書き方を変えた。以前は読んだを紹介することに重きを置いていたが、いまはを媒介にして自分の感じたことを書こうとしている。すると自然に、記事のタイトルからの題名が消えた。 なぜを読むのか。それはひらめく準備をするためだ。直接関係がない知識でも、物事の原理を知っていると別の分野で繋がることがある。読んだ直後は役に立たなくても、時間が経つと繋がることがある。 今回は、世界との関わり方が変わるを紹介したい。人生の特効薬にはならないかもしれないが、読み終えると世界の見方が少し変わるはずだ。 デザイン 誰のためのデザイン? 増補・改訂版 ―認知科学者のデザイン原論 作者: D. A.ノーマン,岡明,安村通晃,伊賀聡一郎,野島久雄出版社/メーカー: 新曜社発売日: 2015/04/23メディア: 単行この商品を含むブログ (6件) を見る 上と下の向きが分からないUSB

    世界との関わり方が変わる10冊 #2015 - RyoAnna
  • 虐待する親へ『愛を科学で測った男』 - RyoAnna

    私は子供に対して少し神経質なのかもしれない。べ物で遊んだり、宿題をやらなかったり、ゲームをやめなかったり。そんな時、どうしようもなく怒りが込み上げて、反射的に手が出ることがある。そして自分を責め、ひどく憂になる。なぜならその暴力は子供自身の問題ではなく、自分の都合から生まれたものだからだ。 ハリー・ハーロウは、世界で初めて愛を科学で測った心理学者。アメリカでは1900年代半ばまで、感染症を防ぐために母親と赤ちゃんは接触するべきではないという定説があった。赤ちゃんは母親を愛したり必要とするわけではなく、授乳に基づいた関係でしかないと思われていた。 ハリーはアカゲザルの実験で愛の質を発見した。サルの赤ちゃんがいるゲージに顔をつけた布を入れたところ、布を母親と勘違いしてべったりくっつくようになった。針金で作った母親ではだめで、赤ちゃんには柔らかく温かい感触が必要だった。 だが、布の代理母で

    虐待する親へ『愛を科学で測った男』 - RyoAnna
    ustar
    ustar 2014/07/18
    父は役に立ちますか
  • 読みやすい文章を書くための技法 - RyoAnna

    『坊っちゃん』自筆原稿 読みやすい文章とは、流れるように読める文章だ。難しい言葉はいらない。気のきいた言葉もいらない。文頭から文末まで振り返ることなく読める文章が、最も美しい。 読みやすさの基準は客観的なものだ。読み手には様々な人がいる。老若男女すべての人に対して読みやすい文章を書くのは難しい。ただ、綺麗な文章を書こうとする意識は持ちたい。 文章を書く上で意識すべき技法を紹介する。 常体と敬体 常体とは「だ・である」調の文章であり、敬体とは「です・ます」調の文章を指す。それぞれにメリットとデメリットがある。 常体は、自分の意思を力強く伝える事ができるが、我の強い文章になる。敬体は、優しい印象で共感を得やすいが、まわりくどい文章になる。 常体と敬体を織り交ぜて書く手法もある。まずは自分で試してみて、書きやすい文体を見つければいい。 文章の始まりは短く 最初の一文は短いほうがいい。インパクトが

    読みやすい文章を書くための技法 - RyoAnna
  • 『情報技術の人類史』を読まずして未来を生きるなかれ - RyoAnna

    Voyager Golden Record 紙にインクで記された八分音符や四分音符が音楽なのではない。音楽とは空気中に響く圧力波の連続でもない。レコード盤に刻まれた溝でも、CDに焼き付けられたくぼみでもない。聴き手の脳内に引き起こされるニューロンの交響でもない。音楽は、情報そのものだ。〜 ジェイムズ・グリック 1948年、AT&Tベル研究所のクロード・シャノンが、『通信の数学的な一理論』という題名の小論文を発表し、初めて情報を数学的な量として定義した。単位は0と1のbinary digit(二進数字)で、後に省略されてbit(ビット)と呼ばれるようになった。ジェイムズ・グリックによる『インフォメーション 情報技術の人類史』は、そのような情報単位の誕生、情報の起源、伝達手段の進化、最新の処理技術を、緻密にドラマチックに描く物語だ。 目次プロローグ第1章 太鼓は語る第2章 言葉の永続性第3章

    『情報技術の人類史』を読まずして未来を生きるなかれ - RyoAnna
    ustar
    ustar 2014/02/13
  • 飛行の謎を解き明かす『ハチは宇宙船の中でどう飛んだか』 - RyoAnna

    photo credit: GATAG 1982年といえば、メキシコの大噴火で地球の平均気温が0.3度低下し、フォークランドでアルゼンチンとイギリスの紛争が勃発し、ソニーが世界で初めてCDプレーヤーを発売した年だが、スペースシャトルが初めて人を乗せて宇宙空間に到達した年でもある。 そのスペースシャトルには、ハチと蛾が入ったボックスが持ち込まれた。無重力の環境で、昆虫がどのように飛ぶのか確認するためだ。スペースシャトルの出発前、飛行力学を専門とする東教授は、宇宙でのハチの動きについて質問を受けた。 ハチの飛行速度によって若干違ってくるが、例えば毎秒1メートルの速さで飛行すれば、半径10センチメートルのループを描くだろう。もちろんそれより速く飛べば半径は大きくなるし、それより遅ければ半径は小さくなるだろう。 ただし、ハチ自身がループばかり描いて飛ぶことに奇異を感じるかもしれない。それはハチの加

    飛行の謎を解き明かす『ハチは宇宙船の中でどう飛んだか』 - RyoAnna
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    ustar 2014/02/05
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