想像通りにガッカリだった。6月10日と17日に2夜に渡って放送された『情熱大陸』の特別企画「井上真央が撮る小田和正」は、実に残念な番組だった。この日に限らず、最近の『情熱大陸』にはガッカリすることだらけだ。いまや、放送回数が700回をこえるこの番組がなぜ面白くなくなったのか、考えてみることにする。 いきなり先ほどの「ガッカリだった」という発言を訂正しよう。厳密に言うならば、それでも予想以上には面白かった。なぜか?それは被写体が小田和正だったからという部分が大きいだろう。飾りっけなく話す様子、ライブでの光景、今まで撮影を許可しなかった場所での撮影などは確かに見応えがあった。小田和正のライブシーン、特に学生時代を過ごした仙台でのライブ、母校東北大学でのライブなどは胸が熱くなるものがあった。また、「音楽でやって行こうと決めたのはソロになってからだ」「以前は(大学、大学院での専攻だった)建築の世界
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