田園風景が広がる田舎道や海沿いの道路をドライブしていると、必ずと言っていいほど目にするのが軽トラック。農業や漁業、配送業など、「地方の足」として欠かすことができない商用車だ。 【詳細画像または表】 その分野でトップに君臨するのがスズキの「キャリイ」。1961年発売で、累計販売台数420万台を誇るロング・ベストセラー軽トラックである。このキャリイが14年ぶりにフルモデルチェンジ(全面改良)し、11代目として9月20日に登場する。 ■ 50kg軽量化、燃費は18.6km/Lとクラストップ 新型は従来モデルから50キログラムの軽量化を実施し、ガソリン1リットル当たり18.6キロメートルとクラス最高の低燃費を達成した。居住空間も、フロントウインドーを前方に移動するなど、前方空間を拡大。ドア足元の開口部を広げることで、長靴などを履いても足を出しやすくした。価格は66.5万〜113.5万円という