米ドラマ「セックス・アンド・ザ・シティ」は映画だけでいいと思っていたが、CSのLaLa TVが月―金で日に2本ずつ放送し始めたため、急遽(きゅうきょ)録画鑑賞するはめになった(WOWOWやテレビ東京でもやっている)。4~5話見た段階で、男には不必要かなと思ったが10~12話過ぎるあたりから、すっかりハマってしまった。 これは、よく出来た? ラブコメ千夜一夜? だ。映画だとワンテーマのラブコメディーも、4人主人公がいると4通り、うまくすれば4×4=16通りの解釈とストーリーが導ける。一つのテーマ(彼の浮気、避妊、性病等)についてニューヨークの最先端情報を駆使して話が組み立てられている。おもしろく、なるほど実用的でさえある。 だが最初に発売した2004年、ドラマのDVDBOXが売れたのは東京ぐらいで、大阪は売れなかった、という。関西圏は女性のキャリア職場が東京と比べて少なく、女性の幸せも依然「