2010年12月18日19:57 カテゴリコンピューター将棋 続・将棋における人間とコンピューター雑感 先日、「運命の一手 渡辺竜王VS人工知能・ボナンザ」がNHKのBSで再放送された。この番組について、私は初回放送の際に感想記事を書いたので、ここ数日検索して見て来てくださる方がいらっしゃる。その記事自体は、私がコンピューター将棋について全く無知な状態で書いたので、内容的に不十分だったり過ちに近い部分も多数あるのだが、最後に書いていることだけは今もその考えに変りはない。 一方の保木さんも、なかなか魅力的な人物である。最後に述べていた言葉がとてもよかった。 「ボナンザは一秒間に四百万局面を読むが、それを軽く渡辺竜王の脳が凌駕していて、訓練された人間の脳のすばらしさを認識し、やはり人間の知性は素晴らしいと思いました。」 ソフト開発者が言うからこそ、重みもあるし感動的である。 これも以前書いたが