御山そのものがご神体 筑波山は霊峰として古くから山岳信仰の中心となり、修験場でもあった。そのため御山(おやま)と尊崇の念をもって呼ばれてきた。 筑波山神社(つくば市)はこの御山そのものをご神体としており、男体山と女体山の2峰それぞれに伊弉諾尊(いざなぎのみこと)、伊弉冉尊(いざなみのみこと)を祭る。筑波山神社の場所には拝殿しかなく、ご神体を祭る本殿は筑波山の2峰にある。男女神を祭ることから縁結びと夫婦仲を取り持つ神社として知られている。 春と秋の到来を告げる神事 春には御山の神が里に下り、農作を見守る。秋には再び御山に帰る。このときに行われる神事が御座替祭(おざがわりさい)である。男女2柱の神を山の2峰にある筑波山神社奥の院(山宮)と、麓にあった六所神社(里宮)との間で御座を移したことから御座替祭と呼ばれるようになった。 筑波山2峰とダイダラボッチ 関東において西の富士、東の筑波山と呼ば
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