人間は手足を中心にいくつもの関節でできており、そのおかげで様々な複雑な動きをすることが可能です。 前後左右の動き 曲げ伸ばしの動き ひねりの動き などなど。 そしてそれらの様々な種類の動きのおかげで、人間はラケット競技で多彩なショットを打つことができます。 ここでは、人間の関節の中でも特に腕の関節(&その自由度)について押さえたあと、それらの自由度が卓球にどのように活用されているのかについて見ていきたいと思います。 人間の腕の7つの自由度について 人間の腕から先の部分で、ラケットのスイング軌道に影響を与える関節は肩・肘・手首の3つになります(細かい話をすると、指を動かすことによるラケット面の微調整などもあるかもしれませんが、そこは置いておきます)。 そしてその3つの関節による動きとして、以下の7つの自由度が存在します。 【A】肩の前後の自由度 【B】肩の左右の自由度 【C】上腕をひねること