スカイツリーにいたら/モノレールに乗っていたら/アクアラインを走っていたら/地下鉄に乗っていたら/東京ドームにいたら/高層ビルのエレベーターにいたら/ガード下の飲み屋にいたら/富士山登山をしていたら──そのとき、あなたとあなたの家族の明暗を分けるのは「知識」だ! 首都圏を必ず襲う巨大地震。そのとき何が起こるのか。私たちがとるべき行動とは何なのか。場所や状況ごとに詳細に見ていこう。 ■スカイツリーにいたら 六本木ヒルズや東京都庁などの高層ビル群は東京のシンボルとも言えるが、3・11の際には振幅3~4mの揺れが5分以上続いた超高層ビルもあった。 ちなみに、代表的な高層建造物である東京都庁では、3・11の際、スプリンクラーの損傷、天井の落下、壁パネルや防火戸の脱落などが起きている。 地上634m、世界最高の電波塔・東京スカイツリーではどうか。都市防災に詳しいまちづくり計画研究所所長の渡辺実氏は言