2010年バンクーバー五輪の銅メダリストで、日本フィギュアスケート界をけん引してきた高橋大輔(関西大大学院)が14日、岡山市内で記者会見を行い、現役引退を発表した。 会見で高橋は、引退を決意した理由や今後の目標などについて語った。 以下、会見での一問一答。 8月のアイスショーが終わって、これから考えていこうと思っていたんですけれど、考えていく上で自分の中でどうしてもすっきりしないというか。僕自身も(進退を決めるまで)すごく時間がかかるかなと思っていたんですけれど、アイスショーが終わって何もすることがなく、自分の時間を過ごす中で、やっぱり引退と一区切りつけて次に進んでから決めた方がいいかなとなりました。簡単に言えば引退なんですけれど、その後にゆっくり考えていこうかなと思っています。 ――今の気持ちは? 現役最後の試合が(ソチ)五輪になってしまいました。世界選手権には出ることができなくなり、今