お店が近所にやってくる! 三井不動産が「動く店舗」で打ち出す、買い物体験の新機軸:「移動」を新たな成長分野に(1/3 ページ) 食品、日用品、アパレルなど、たくさんのお店が軒を連ねる商業施設。日常の買い物や週末のお出かけで、そんな施設を訪れる人は多い。また一方で、家に居ながらにして買い物を済ませることができるECの市場も拡大。新型コロナウイルス感染拡大の影響でたくさんの人が集まる場所に行きづらくなったことも、その傾向を強めている。 そんな買い物行動に、新たな選択肢を提供するプロジェクトを三井不動産が立ち上げた。家の近くに、飲食や日用品、サービスなど複数のお店がやってくる「移動商業店舗」だ。2020年9~12月に首都圏5カ所でトライアルを実施。21年4月以降の本格展開を計画している。 三井不動産といえば、「ららぽーと」など大型商業施設の運営を手掛ける。大規模な施設で集客するビジネスと比べると