今、eスポーツは世界的な盛り上がりをみせています。市場規模、オーディエンス数は右肩上がりに増えており、日本においてもその盛り上がりは顕著です。2023年6月にはeスポーツの代表的なゲームである「VALORANT」の世界大会が日本で初めて開催され、大盛況を収めました。 その熱狂の中心となっているのはZ世代。 本記事では、日本におけるeスポーツの現況から、Z世代はなぜeスポーツに熱狂するのか、Z世代に向けた企業マーケティングの活用にいたるまで、eスポーツのリーディングカンパニーであるライアットゲームズの日本法人 社長/CEO 藤本恭史氏とゲーム・eスポーツなどのデジタルコンテンツ関連事業を数多く手掛けるLunaTone Inc.のCEO Baro Hyun(ヒョン・バロ)氏が、徹底解説します。 ※この記事は6月8日に行われたdentsu×Riot Games conferenceで行われたセッ
精神的に不安定な若者が急増 ヨーロッパでは、精神的に不安定になったり、うつ病や不安障害、強迫性障害などの精神疾患をかかえる若者の数が、ここ数年、急増しています。コロナ危機以前から増加傾向にありましたが、コロナ危機下で加速化し、コロナ規制の全面撤廃以後、現在まで、状況はほとんど改善されていません。 たとえばスイスでは、2021年、10歳から24歳の年齢の人の間で精神疾患が、前年に比べ17%増加し、入院理由のトップとなりました (Luchetta, Mentale, 2022)。11歳から18歳の女性の精神疾患関連の診療費用は、2017年から2021年で二割増え、2021年のこの年齢層の女性の全医療コストの20%を占めました(De Carli, So verbreitet, 2023)。国内最大規模の若者支援団体 Pro Juventuteでは、自殺念慮がある若者を救急医療につなげる措置を行っ
「自分らしくあればいい」「皆違って、皆いい」とは言うけれど、「自分らしさ」とは何だろう。その一方で、SNSを覗いてみれば、誰かがある日、突然人気者になって、多くの人たちに影響を与えている。やはり、自分も何者かにならなければいけないのか。 そんな予測不可能な時代のなか、ブランドスローガン、「幸せの、チカラに。」を掲げるパナソニックグループは、若い世代へ向けたコミュニケーションの一環として、オリジナル楽曲『ロードスター』を発表した。 幅広い世代にブランドコミュニケーションを行なう辻愛沙子は、パナソニックのこの試みにどのような「変化」を読み取ったのだろうか。同企画の発起人でもあるパナソニックの田中麻理恵と、変わりゆく世代の「意識」と時代の「変化」について、率直に語り合ってもらった。若者たちの「幸せ」は、どこにある? 白熱した議論は企業ブランディングから若者文化にまで及んだ。 パナソニック『ロード
Z世代を、ミレニアル世代、Y世代と比較してみた~そのメディア意識とメンタリティ~2021/12/15 電通メディアイノベーションラボでは、ビジネスへのヒントや新しいマーケティングへの知見獲得を目的として、生活者を情報行動やメディアとの関わりの視点から研究し情報発信するオーディエンス研究プロジェクトを推進しています。今回は「Z世代」をテーマに、研究結果を紹介します。 2021年は「Z世代」という言葉を頻繁に耳にしました。彼らは、次代の消費を担う若者としてマーケティングで注目を浴びています。また、今後の日本人の情報行動やメディア利用の展望においても重要ターゲットです。 当ラボでは、2021年に東京大学名誉教授の橋元良明氏(現:東京女子大学教授)と共同で、メディア意識やメンタリティに関する調査を行いました。今回は、そのデータを基に、Z世代の持つ特徴を、その先行世代となるミレニアル世代やジェネレー
EVENT | 2021/10/29 Z世代は「意識高い」のではなく「問題解決できない大人に絶望してる」だけ?若者世代の本音と企業に期待したいこと 聞き手:神保勇揮・松坂俊(マッキャンマレーシア) 文・構成・写真:神保勇揮 グローバル広告会社のマッキャン・ワールドグ... 聞き手:神保勇揮・松坂俊(マッキャンマレーシア) 文・構成・写真:神保勇揮 グローバル広告会社のマッキャン・ワールドグループ ホールディングスは、独自調査レポート「TRUTH ABOUT GENZ IN JAPAN~日本のZ世代の真実~」を発表した。 同調査は日本、中国、韓国、アメリカ、イギリス、ロシア、南アフリカ、ブラジルなど26カ国で実施しているグローバルリサーチの一貫として行われ、日本版では国内13〜25歳の若者に対する追加インタビューも実施し作成している。 調査のサマリーでは、 ・「急速で」「嘘がなくリアルで」「
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く