絶えず変化する情報や価値観に振り回された1年、「最後くらいは笑って過ごしたい!」という人も多いはず。12月のF.I.N.は、社会の価値観を映す鏡とも言われ、近年さらに盛り上がりを見せる「笑い」について掘り下げます。 今回は、共に教員免許を持ち、お笑いと教育の二足のわらじを履く「オシエルズ」の2人に会いに行きました。「日本一学校をまわるお笑いコンビ」として、漫才授業やワークショップを行っている2人に、今教えたい「笑いのチカラ」を聞いてみました。 (文:花沢亜衣/写真:鍵岡龍門) 2013年3月結成。矢島ノブ雄と野村真之介によるお笑いコンビ。お笑いライブのネタやMCの出演だけでなく、企業や子どもを対象にしたワークショップ・講演・研修などを行っている。ともに大学で教育学を学び、専門領域を活かして活動。矢島ノブ雄は、人を笑わせること(楽しませること)において重要な「心理的安全性」の重要性を伝えるた