松尾 奈々絵 アーカイブの仕事を語る上で外せない「アーキビスト」。資料の収集や保存、活用をし、後世に伝えていくという大切な役割を担っている職業ですが、日本では2012年に初めて「日本アーカイブズ学会登録アーキビスト資格認定制度」が発足したように、制度としての歴史はまだ浅く、アーキビストとはどのような仕事をする人なのか、残念ながら広くは知られていないのが現状です。どのような環境で仕事をしているのか、海外との比較、現在の日本のアーカイブの状況についてなど、さまざまな現場で幅広くアーキビストとして活動されている松山ひとみさんにお話を伺いしました。 カバーデザイン 鈴木さゆり(一般社団法人マンガナイト) 松山ひとみ(まつやま・ひとみ) 肩書き:視聴覚メディアアーキビスト アムステルダム大学大学院(MA, Preservation and Presentation of the Moving Ima