「好きな映画は『スター・ウォーズ』です」 後に母校となる日本大学芸術学部映画学科の入試面談。競い合うようにマニアックな作品名をあげる周囲を後目に、後藤貴史氏はまっすぐにそう答えたという。 後藤氏は株式会社リトプラ(旧社名:プレースホルダ)のCEOだ。次世代型テーマパーク「リトルプラネット」を国内外に展開し、スター・ウォーズに引けをとらないほど、子供のみならず大人まで夢中にさせている。仮想現実空間をつくるXR(クロスリアリティ)などのデジタルテクノロジーで、砂場やボールプールといった昔ながらの遊具をマッシュアップ。今にふさわしい遊びと学びのかたちを提案し続けているのだ。 老若男女を夢中にさせるアトラクションの秘密とは? 後藤氏に、まっすぐに聞いてみた。 株式会社リトプラ 代表取締役CEO 後藤貴史 1985年、静岡県生まれ。日本大学芸術学部映画学科に在学中の2007年11月に株式会社ポケラボ