サーキュラーエコノミーとは新たな経済回復と感染症対策だ。EUの宣言から、望む世界の方向性を考える 2020.06.23 supported by greenz people supported by greenz people やなぎさわ まどか やなぎさわ まどか 近年見聞きすることが増えた「サーキュラーエコノミー」とは、「サーキュラー」=「循環」する経済、のこと。 これまでは捨てられていたものを「資源」として社会の中で循環させるために、設計やデザインから製品づくりを見直すことや、従来のサプライチェーンの再構築、化石燃料から再生可能エネルギーへのシフトなど、私たちが迎えるこれからの未来を見据え整理された新しい経済モデルです。 従来の大量生産・大量消費を是としていた世界では、GDP(国内総生産)というものさしで短期的な経済成長が偏重される傾向がありましたが、そこでは長期的視点が欠如し、環境
新型コロナウイルス感染症の影響によって、社会にどのような変化が起きるのか、この先の未来をどう捉え直していくのか。本特集「不確実な未来を生きる言葉」では、さまざまな分野の識者の思考を通して、「不確実な未来」について問う小さなきっかけをつくりたいと考えている。私たちは考え続けることでしか前に進めない、考え続けることが人間の根源的な力だと信じて。 新型コロナウイルスが猛威をふるい、世界に大きな影を落とした。日々状況が変化するなかで、さまざまな分野の識者がどのようなことを思考しているのか。本特集では、さまざまな意見を集積していくことで、なにかヒントとなるような小さなきっかけをつくっていきたい。 人間の知覚能力を基盤とした新しい表現の研究開発・問題設計を軸に、社会に新しい価値を提案する活動をする、コグニティブデザイナー/多摩美術大学統合デザイン学科講師の菅俊一に4つの質問を投げかけた。 ※本記事は2
「弱音こそがポジティブなニーズ。苦しみを分解すると処方箋が見えてくる」堀潤──特集:不確実な未来を生きる言葉 新型コロナウイルス感染症の影響によって、社会にどのような変化が起きるのか、この先の未来をどう捉え直していくのか。本特集「不確実な未来を生きる言葉」では、さまざまな分野の識者の思考を通して、「不確実な未来」について問う小さなきっかけをつくりたいと考えている。私たちは考え続けることでしか前に進めない、考え続けることが人間の根源的な力だと信じて。 新型コロナウイルス感染症が猛威をふるい、世界に大きな影を落とした。日々状況が変化するなかで、さまざまな分野の識者がどのようなことを思考しているのか。本特集では、さまざまな意見を集積していくことで、なにかヒントとなるような小さなきっかけをつくっていきたい。 市民投稿型ニュースサイト「8bitNews」を主宰し、2020年3月には監督作の映画「わた
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)によって、私たちは今、かつてないほどの変化の時代を迎えている。グローバルなシティガイドとして東京のさまざまな情報を発信してきたタイムアウト東京は、ポストコロナ時代のシティライフを読み解くための試みとして、国内外の識者によるインタビュー企画をスタート。 今後、私たちの社会、環境、生活はどのように変わっていくのか。その舞台装置となる都市や空間は、どのようにアップデートされていくのか。シリーズ第5弾では新宿、歌舞伎町の元売れっ子ホストで現在はホストクラブ、バー、美容室など16店舗を運営するSmappa! Group会長の手塚マキに話を聞いた。 とにかく私は悩んでいます。感染症がまん延する社会という初めての経験で、商売人として、また一人の人間としてどう対峙(たいじ)すればいいのか、皆目見当がつきません。「今は何も正論がない」という気持ちが強く、そんな「な
きっと、忘れてしまう。 書きとめておかないと、考えたことは、あっという間に流れていってしまう。だから僕はここに文章を書いている。読むのは1ヶ月後、1年後、10年後の自分を想定している。 新たな習慣が生まれ、それが、少しずつ過去を古くしていく。ニュー・ノーマルが訪れるときに、過去の価値観の何を捨てていくのか。変えずに持っておきたいものは何か。それを取捨選択する時間が今だ。 この2ヶ月くらい、僕は繰り返し、そのことを考えている。 僕の生活は大きく変わった。電車には乗らなくなった。ライブには行かなくなった。取材や打ち合わせはオンラインで行うようになった。4月に入って緊急事態宣言が発令されてからは、犬の散歩や買い物以外はほとんど外出せず、自宅で過ごすことが増えた。 新しく始めたこともいくつかある。 ストレッチや筋トレを日常に取り入れるようになった。自宅の近くの多摩川の河原をランニングするようになっ
すべてに賛同するかは別として、こうした変化は恐らく不可避だろう。(2.0というネーミングは、なんとなくウェブ2.0を連想させて古臭くていただけないが) 短期的な変化への懐疑 しかし、こうした変化が一夜にして起こるかは疑問だ。むしろ、ニューノーマルが過度に期待されすぎているように思える。 もちろん中長期的に見れば、ハンコ文化はなくなるだろうし、テレビ会議やリモートワークも当たり前のものになるだろう。オフィスの概念が変わったり、都市から郊外への移動も生まれるかもしれない。消費的な価値観から、環境や人材を重視した価値観にシフトするかもしれない。 だが、果たしてそれに何年かかるのだろうか?少なくとも5年、妥当に見積もって10年はかかるのではないだろうか? リモートでの営業はクロージング率が悪いだろうし、結局クライアントのオフィスに出向くのであれば、相変わらず都市部への偏重は続くだろう。環境を重視し
With/Afterコロナで進化が加速する20分野の未来と、解決が早まる26の社会課題 ~「個人」「企業」「社会」で、短期、中期、長期それぞれにおけるWith/Afterコロナがもたらす変化とは アスタミューゼ株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長 永井歩)は、世界80ヵ国、約2億件に及ぶ新事業、新製品/サービス、新技術/研究、特許情報、投資情報などの自社データベースを元に、現在、経済や生活に大きな影響を及ぼしている新型コロナウィルスに関し、今後どうなっていくのかを「個人」「社会」「企業」の各レベルで、短期(~6か月)、中期(6か月~3年)、長期(3年~)において分析し、それぞれの視点で“With/Afterコロナ”がもたらす変化を見通すために押さえるべき成長分野、社会課題を抽出・整理しました。 ■With/Afterコロナに関する見立て 外食やインバウンドが90%を超える需要減に
「われわれは戦争状態にある」「直面しているのは他の国や軍ではない。敵はすぐそこにいる。敵は見えないが、前進している」 フランスのエマニュエル・マクロン大統領が3月中旬の外出制限発表に際し、新型コロナウイルスを「敵」と名指して以降、この表現はパンデミック下の指導者たちの新たな紋切り型となった。 WHOのテドロス・アダノム・ゲブレイェスス事務局長は、新型コロナウイルスを「人類の敵」と表現し危機感を強めた。日本の安倍首相も4月7日の記者会見の中で「見えない敵」という表現を用いている。 「われわれ」は現在「人類の敵」である新型コロナウイルスを前にして家へと引きこもり、「パンデミック」という「戦争状態」を生き抜くサバイバル生活を送っている。政治の本質は「友」と「敵」との設定にあると戦間期に喝破したのはドイツの法学者カール・シュミットだったが、パンデミック下の政治的リアリティを支えているのはこのような
2020年4月18日現在、連日、世界のコロナウイルス 関連ニュースを読み漁っています。まさに朝から晩まで。 今日、日本の感染者は1万人を超えました・・・ついに大台に来てしまいました。スタートアップの経営者として、今回の危機をどのように捉え、それにどう立ち向かっているか、立ち向かうべきか。毎日考えに考えています。 今日は、我々社会人は、どうアフターコロナに備えていけば良いのか。それを書いてみたいと思います。 コロナ危機はいつまで続くのか?結論としては、最低でも2021年夏まで。そう思っています。2021年の東京オリンピックの開催も難しい。私はその予測で動いています。 その結論に至る最大の根拠は、「ワクチンの一般普及の時期」です。 今回のウィルスで最も厄介なことは、「潜伏期間の長さと、無症状感染者の存在」です。 この特性がある以上、ワクチンがない中で、一旦新規感染者の増加が小さくなったとしても
Leica M7, 1.4/50 Summilux, RDPIII, Somewhere in AZ, USA 「開疎化」という言葉を世に出してから二週間たった。3/11のWeeklyOchiaiで落合陽一氏と話した「Withコロナ」からはもう一ヶ月以上だ。 Withコロナというのは解決策が必ずしもない新型コロナ(SARS-CoV-2)や様々な病原体とともに生きなければいけない状況、環境のことを言う。世の中の期待と異なり、状況の収束にはSARS-CoV-2対応に絞ったとしても、現実的な楽観シナリオでも1-2年はかかる、更に様々な病原体がこれから現れる可能性は相当に高く、これが終わりなわけではない、その視点で課題と未来に向けた方向性を整理する必要がある、というのが前回の議論『そろそろ全体を見た話が聞きたい2』だった。 kaz-ataka.hatenablog.com 開疎化と言っているのは、
1. 新型コロナ危機をアップデート機会に変えるアイデア・提言を募集し、行政や関連機関に届けるプロジェクトをはじめます。 本プロジェクトは国家公務員、弁護士、イノベーター等が協働しイノベーションに特化した政策を検討し社会への発信を目的としたミレニアル世代のシンクタンク(一社)PublicMeetsInnovationが、人類に猛威を振るう新型コロナウイルスが拡大する状況下において新型コロナ危機をアップデート機会に変えるアイデア・提言を募集し、情報共有サイトを参加者と創り上げるプロジェクトです。また頂いたアイデアは賛同してくれた自治体などの行政機関や、関連団体にPMIが責任を持って届けます。 #コロナを危機で終わらせない 、社会進化の好機に変える。 コロナを危機で終わらせない、むしろこの危機を社会進化の好機に変えるアイデアやイノベーションをみんなで起こしたいと考えています。ぜひこのプロジェク
東浩紀(あずま・ひろき)/1971年、東京都生まれ。批評家・作家。株式会社ゲンロン代表。東京大学大学院博士課程修了。専門は現代思想、表象文化論、情報社会論。93年に批評家としてデビュー、東京工業大学特任教授、早稲田大学教授など歴任のうえ現職。著書に『動物化するポストモダン』『一般意志2・0』『観光客の哲学』など多数 ※写真はイメージ(gettyimages) 批評家の東浩紀さんの「AERA」巻頭エッセイ「eyes」をお届けします。時事問題に、批評的視点からアプローチします。 * * * 生権力(せいけんりょく)という言葉がある。フランスの哲学者フーコーの概念で、人間を家畜のように捉える権力を意味する。たとえば税制を変えれば出生率も変わるが、そのようにして集団を「管理」するのが生権力である。 生権力の働きは、非人称で政治的に中立なふりをしてくるので抵抗が難しい。だからこそ警戒が必要だとい
アメリカでは新型コロナウィルス禍になって弾薬がものすごい勢いで売れているという驚くべきニュースがあった。向こうでは備える人という意味の「プレッパー」と呼ばれる人たちが何百万人もいて、自宅地下に核シェルターを設置したり、自給自足のための農場も用意し、家畜を飼ったりしているのだという。 2009年に映画にもなったコーマック・マッカーシーの『ザ・ロード』は、文明崩壊と気候変動で動植物も絶滅しつつある世界で、ひたすら南へと旅を続け生き抜こうとする父子を描いた切ないディストピア小説だった。旅の途中、偶然にも無人の家の地下核シェルターにたどり着き、食料がどっさりと備蓄されているのを見つけてほっとするシーンがある。この話に限らず、アメリカの映画や文学には(特にゾンビ映画には!)こういう備蓄している家が登場してくる。これこそがプレッパーなのだろう。 備えることで「安心感や自由感を得る」 プレッパーについて
新型コロナウイルス感染症については、必ず1次情報として厚生労働省や首相官邸のウェブサイトなど公的機関で発表されている発生状況やQ&A、相談窓口の情報もご確認ください。またコロナワクチンに関する情報は首相官邸のウェブサイトをご確認ください。※非常時のため、すべての関連記事に本注意書きを一時的に出しています。 ホテルをとりまく業界の先輩たちから龍崎翔子が学ばせてもらう対談企画「ニューウェーブホテル概論」。今回お話を伺ったのは「Nui. HOSTEL & BAR LOUNGE」や「CITAN」など、ホテル好きなら誰もが知っている感度の高いホテルを次々と生み出してきたBackpackers' Japan創業者であり、今年東京の兜町にオープンして大きな話題となったマイクロコンプレックス「K5」の仕掛け人でもある本間貴裕さん。日本の“ブティックホテル”の先駆けといっても過言ではない、世界観のあるホテル
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