齋藤精一(パノラマティクス主宰 / MIND TRAIL 奥大和 プロデューサー) - 地域をみるための “レンズとしての作品” editor's note 自然の中に佇む歴史や叡智をみるための“レンズとしてのアート作品”に触れることで、自然や風景そのものがただそのままで美しいことを再認識する=高付加価値化され見えてくる事例として、奈良県奥大和エリアで行われた芸術祭「MIND TRAIL」プロデューサー齋藤精一さんに話を伺った。 地域に「ただいま」と言えるような関係性をつくる。齋藤さんのこの言葉を聴いて以来、私たちのなかでも繰り返し続けています。アーティストとして、また芸術祭を立ち上げるプロデューサーとして、全国であちこちの地域に携わりながらそれぞれの地域で深い関係性を築いていく。文化観光としての理想のあり方を、仕事としての立場を超えて地で行っている方だと尊敬の念を抱く思いでした。 表紙画